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第65回全国特別支援学校肢体不自由教育研究協議会・校長会

11月13日~15日に青森で、第65回全国特別支援学校肢体不自由教育研究協議会が行われました。

全体研究テーマ:「特別支援教育の充実をとおした共生社会形成の推進」 ~カリキュラムマネジメントによる質の高い教育実践をめざして~

第1日目 11月13日(水)校長会・研究協議会

今年で全国特別支援学校肢体不自由校長会(全肢長)は60年目です。

昭和32年に全国養護学校長会肢体不自由教育部会として発足したのが始まりで、会員は大阪府立養、愛知県立養、神戸市立友生養、東京都立光明養の4校長のみだったそうです

行政説明として文部科学省調査官の菅野氏から「肢体不自由の動向と今後に向けて」というテーマで話がありました。中央教育審議会初等中等教育分科会に新しい時代の初等中等教育のあり方特別部会が設置され、新しい時代の特別支援教育の在り方に関する有識者会議が中教審特別部会の意向を踏まえ開催されています。現職の特別支援学校の校長が初めて参加することになりました。教員の専門性向上や自立活動の指導などに関して新時代に向けて特別支援教育を議論しているとのことでした。

3名の校長先生からは経営実践の報告がありました。新学習指導要領を踏まえて、授業づくりや教育糧の再編、カリキュラムマネジメントの推進、減災対策などの話がありました。

第2日目 11月14日(木)全体会・分科会・ポスター発表

文部科学省講話「学習指導要領の改訂と肢体不自由学校への期待」の中で、学習指導要領改訂のポイントとして新しい時代に必要となる資質能力の育成をめざす三つの柱で整理していくこと、それをもとに「何ができるようになるか」そして「何を学ぶか」(「目標」及び「内容」の構成)「どのように学ぶか」(主体的な学び、対話的な学び、深い学びの視点)が大切になっていくいう話がありました。学習評価については、観点別学習状況の評価の観点の整理していったことについての話もありました。

分科会では人工呼吸器に関する発表でした。助言の飯野先生からは、子どもたちは「学びたい」その思い受け、学ぶことを通して自己実現につながった話を聞かせていただきました。

ポスター発表も各校の実践が輝いていました。

今年もたくさんのこと学んだ大会でした。学校全体で共有して本校の教育活動に生かしていきたいと思っております。

 





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