3月29日火曜日、本校の会議室で「生徒リーダー研修」を行いました。
この研修は野崎高校の行事を生徒主体で進めていくためのリーダーを育成する目的で、今年度企画したものです。
体育大会の応援団、文化祭のクラス企画、部活動の運営、生徒会活動などに中心となって取り組んでいる生徒が、先生からの推薦や自らの応募で、30名集まりました。
研修ではまず、「今日みんなから呼ばれたい名前」でネームカードを作り、積極的にコミュニケーションを取り合う雰囲気が作られました。
研修を運営する先生たちもこの日だけは、参加生徒たちから親しみをこめてニックネームで呼ばれていました。
研修の目的の説明が終わると、全員参加で緊張をほぐしてコミュニケーションをとるためのアイスブレイクのワークが始まりました。
じゃんけんゲームやフルーツバスケットなどのなじみのあるゲームも、この研修では周りの人とコミュニケーションを取る工夫が加わっていて、生徒たちも楽しみながら学ぶことができていました。
アイスブレイクが終わると生徒たちはランダムに組み合わされたグループになり、コミュニケーションの方法について、話し合い、講義、ゲームを通して学んでいきました。
午後からは、チーム対抗でのワークに取り組みました。
各チームの班員は部活動生徒、応援団参加希望生徒、生徒会役員、1年生、2年生と様々です。
課題をクリアするために班のメンバーが協力することが必要となり、先輩である2年生が中心となって指示を出しながら進めていきました。
「マシュマロチャレンジ」というチーム作りのワークでは急きょ先生チームが誕生し、生徒のチームに負けじと参加して大盛り上がりとなりました。
最後に、「理想のリーダー像」について、考えて話し合うワークが行われました。
長時間の研修で疲れも見えていましたが、各班の議論では盛り上がり、人それぞれに様々な意見があることの難しさや面白さを感じたようでした。
実施後のアンケートでは、ほとんどの生徒が「参加してよかった」「今回の研修で学んだことが今後の活動に役立つ」と答えていて、この生徒リーダー研修は大成功に終わったと思います。
生徒たちには4月からの様々な活動でこの研修で学んだことを生かして活躍してもらいたいと思います。