2月1日(土)、大阪府教育庁が主催する第16回人権文化発表交流会が大阪市住吉区の大阪府教育センターで開催されました。
1月に大阪府立学校在日外国人教育研究会(府立外教)主催により開催された「WaiWai!トーク Part2 発表会」で最優秀賞を受賞した1年生のライラさんが、府立外教からの発表者として、この日の舞台に立ちました。2011年に母国で戦争がはじまり、破壊音と「死」の恐怖の中で避難生活を余儀なくされた体験、愛する母国を離れ日本に来てからの困難と試練、その克服への道と未来への想いを、堂々と話してくれました。素晴らしいスピーチでした。
舞台発表部門には国際文化部 One World が出演しました。制限時間の10分に収められるよう、生徒のルーツ9か国の中から、フィリピン、シリア、ベトナム、ネパールの4つの国に絞って、民族衣装を身に着けて舞踊を披露しました。
最後には、全員がダンスをする舞台に向かい、ホールの後方通路から母国旗を掲げた生徒が集結し、演題の「Happy World」を体現した圧巻のフィナーレを迎えました。
連日、放課後の練習を重ね、仲間同士励ましあってこの日を迎え、みんなの気持ちがひとつになった素晴らしい瞬間でした。






