1時間目に、総合科学科1年生の「科学探究基礎」を見せてもらいました。
テーマは、「燃焼の科学」。探究の課題は、「ろうそくの炎が明るく橙黄色になる理由」。
実験を通して、結果や考察の記録方法などを学び、2年の「科学探究」につなげることが狙いです。
1グループ4人でまず、ろうそくの炎を観察し、スケッチしながら、
気づいたこと、疑問に思ったことを何でも書き留めました。
続いて、ガスバーナーの炎と比較して、気づいたこと、疑問に思ったこと、
試験管をろうそくとガスバーナーの炎の中に入れて、違いがあるかどうかを記録しました。
さらにガラス板を、ろうそくの炎の上中下の三カ所に水平に入れ、すすの付き方の違い、
カラス管をピンセットではさみ、ろうそくの炎の上中下の三カ所にいれて、煙の出方や色の違い、
竹串をろうそくの炎の上中下の三カ所にいれて、焦げ具合の違い
などについて、記録しました。
2時間目は、1時間目の実験結果からわかることを、画用紙にまとめて、発表します。
私は、1時間目だけで失礼しましたが、どのグループも、真剣に取り組む態度が印象的でした。
またこの課題は、今年度、新しく導入したテーマということですが、
いろいろな考察が可能で、シンプルですが奥深いテーマだと思いました。