今日は、3時間目に2年生の「理数数学特論」を見せてもらいました。
テーマは「数学的帰納法」。
数列など、自然数に関する命題の証明法の一つで、
【1】n=1のときに、成り立つ。
【2】n=k(kは自然数)のときに成り立つと仮定すると、n=k+1のときにも成り立つ。
この【1】、【2】を証明すれば、すべての自然数について成り立つことが証明できる。
というものです。「ドミノ倒し」の考え方で、
【2】は、隣り合う2つのドミノの並べ方(あるドミノが倒れれば、次のドミノが倒れる)で、
このように並べたドミノを、
【1】最初のドミノを倒す
と、すべてのドミノが倒れるとういうものです。
このシステムに慣れれば、有力な照明方法です。しっかりと練習しましょう。
この時間は、数列の和に関する命題を、数学的帰納法で解く練習を行いました。