授業見学32 アクティブ・ラーニング

金風が西から吹き始め、朝方はやっと秋めいてきました。本日から6限短縮授業も終わり、7限目までの完全授業。授業見学も再開です。2022年度から新学習指導要領が年次進行で始まります。その変革のターゲットは高校の授業改革。従来の知識・技能を一方的に教授する授業から思考力・判断力・表現力という21世紀型学力の育成をめざす授業への改革。本日2年生の世界史で見た授業はまさにその先駆け。「もしも第一次世界大戦が~」というタイトルで、歴史的事実の変化の可能性をグループで探ります。もしかしたら連合軍と同盟軍で休戦の可能性もあったのではという意見も出ていました。講義型授業の時は眠そうにしている生徒も積極的に議論に参加していました。知識・技能の教授だけではなく、全教科・科目を通して深い学びへと導く教師の専門性が問われる時代となりました。千里はそのパイオニアとして大阪府立高校の先頭を疾駆します。