9月4日（火）の台風21号により本校も大きな痛手を負いました。グランドの観覧用のスタンドが一つ倒壊し、多くの樹木も倒れました。正面玄関先のハナミズキも根こそぎ倒れてしまいました。グランドのバスケットゴールも倒れ、修繕の必要があります。多くの損害を被りましたがその中に、光明も見出せました。昨日、平常どおり授業を行えた府立学校は67校です。全府立学校の3分の１程度です。本校も当初は5分短縮の40分授業にし、最初の30分は後片付けに充てる予定でした。ところが早朝練習で登校したサッカー部やラグビー部などの生徒がまたたくまに瓦礫の始末をしてくれて、通常通りの授業を行えました。本校の生徒は部活動の技術のみならず、心も磨いているという実感をあらたにしました。危機が訪れた時にその組織の真の実力が見られます。本校の生徒・教員は他に誇れる素晴らしい集団であるとの思いが一層、募りました。
※北海道で大地震が起こっています。どうか被害が少なくてすむよう、願ってやみません。