7月8日(月)

<七夕>

昨日は七夕でした。七夕は奈良時代に中国より伝わったとされていますが、もちろん日本の文化も融合しています。一般的には「織姫」と「彦星」で伝えられています。1年に一度だけで会うことができる、なんて皆さんは覚えているかも知れませんね。一般的には7月7日ですが、地方によっては8月に大々的に行われる場合もあります。

最近では、色々なことが合わさって何が本当のことなのか分からないようになってしまっていますが、一度自分なりに文献を探しながら、自分なりの七夕を想像してもいいのかも知れません。本校でも、相談室の前に竹を飾り、願を短冊に託している様子があります。人それぞれの思いが結実するといいですね。

さて、期末考査も本日で終わります。明日からは午前授業になります。進路のイベントがあったり、早めの文化祭の準備があったり、それぞれで考えることはたくさんあるかも知れませんが、自分なりにいい時が過ごせるようにしてください。

また、先日は「仁徳陵」が世界遺産になりました。社会の教科書にも掲載されていて、大阪でも誇れる古墳です。本当に大きな古墳で、世界的にも珍しいものですが、この北摂にも古墳はたくさんあります。これを契機に、身近にある古墳についても考えてみて下さい。しかし、問題はこの先です。富士山もそうですが、世界的に有名になると多くの観光客が訪れることになります。マナーの問題です。ゴミの問題や、多くの観光客による心無い行為も気になります。訪れることは悪いことではないです。私たちもそうですが、色々なところにでかけた時に、どう地元に馴染んで迷惑をかけないか・・・ということが重要なのです。

日本各地にはいろいろな素晴らしい土地があり、そこを訪ねることは楽しみではありますね。日常でもそうですが、どんな場面でもマナーを意識して、周りにいる人たちが不快にならないようにしたいものです。そのためには、気付きも必要です。そして、自ら動くこと・・・皆さんは、何に気付いて、何に対して積極的に動きたいと思っていますか。

さあ、今週もしっかりと生活しましょう。