7月17日(金)

<最年少記録>

昨日、将棋の藤井7段が棋聖戦で勝利を収め最年少でタイトルを獲得しました。実に17歳11か月だそうです。高校3年生にあたる年齢です。皆さんはどう思いますか。

小さい時から将棋と向き合い、AI世代で腕を磨き、数年前から話題になっていました。皆さんもご存じの通りです。そして、着々と積み上げてきたものがタイトルという形になったのでしょう。

注目すべきは、このタイトルを獲得したことではなく、「何をしてきたか」ということです。小さな時から興味を抱いて着々と経験値を上げ、壁にぶつかっても常に研究を重ねてきたはずです。挫折もあったでしょうが、きっとそれさえも楽しんできたのではないかな、そう感じます。

よく「小さなことからコツコツと」や「ちりも積もれば山となる」という言葉を使いますが、どんなことでも、少しづつ歩んでいくことで、どんなことでも掴むことができる証拠ですね。しかし、そこにある条件は「決してあきらめなければ」ですけれども・・・世の中には才能のある人はたくさんいますが、その才能に気付いていない人もいますし、活かしきっていない人もいます。そこが残念ですね。皆さんも、たくさんの才能を持っています。そこを伸ばしていきませんか?

1%の才能があれが、99%の努力を惜しまなければ才能は伸びていきます。しかし、この99%の努力が難しいのです。頑張らないとと思ってしまいからです。この努力が「当たり前」と思えた時に、それは努力ではなく日常になります。そこまで行くのが至難の業ですね。

さて、明日は土曜日ですが、考査の3日目になります。コツコツ歩んできたものが形になるようにしてください。そして、寝坊と交通機関を使う人は時刻表に注意してください。