終業式

令和2年3月23日(月)は年間行事予定では年度末の最後となる終業式を行う日でした。毎回式辞を皆さんに述べておりますが、今回は校長ブログを通じて文字で私からのメッセージを送らせていただきます。

令和2年3月23日 終業式式辞

生徒の皆さんへ

本来であれば本日は3学期の終業式に当たり、生徒の皆さんにとっては1年間の大切な節目に当たる日でもあります。歳を一つ重ねるだけではなく、次の学年に進級するということはとても意義深いことだと思います。4月から2年生にとっては高校での最高学年となります。また1年生も初めて後輩を迎えることになります。私は以前にも、「先輩になるとは...」というテーマで集会時に話したことがありますが、今一度皆さん一人ひとりにも考えてほしいと思います。

「そんなこと急に言われても思いつかない」と感じている人もいるかと思いますが、難しく考える必要はありません。自分が新入生として初めて北高に登校してきたときのことを思い出してください。恐らく多くの生徒は、どんな先輩がいるのだろうかと期待と不安を抱いたことと思います。今まさにそのような新入生の不安を少しでも解消し、自分が抱いた先輩像になれるように努めるときではないでしょうか。具体的な行動は皆さんに考えてもらいたいのですが、一つのあるべき姿として『先輩とは後輩よりも良い判断と良い行動がとれる人』であってもらいたいと思います。それは口に出して言わなくても、伝えられることはたくさんあると思います。朝の登校時の自転車運転マナーであったり、挨拶や服装など、こんな後輩になってもらいたいと思う行動をまずは先輩である皆さんが、態度で示すことだと思います。そうすれば北高の良き伝統はこれからも引き継がれていくことになるはずです。4月8日には北高生としての品格を漂わせて登校してくることを願っています。

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