静岡県立大学で行われた シンポジウム「これからの大学の情報教育」2022 Future Informatics Education for University Students にオンラインで参加しました。
13:00～17:00 講演・分科会・パネルディスカッション でしたが、講演のみ参加しました。
講演１ 「 システム思考と情報システム」 山本 修一郎氏（名古屋国際工科専門職大学教授・名古屋大学名誉教授）
講演２ 「情報Ⅰが始まった高校の情報教育の現状と情報Ⅱについて」海野 元伸（富士市立高等学校教諭）
講演３ 「情報Ⅰと大学入学共通テスト」北野 堅司（大阪府立三国丘高等学校教諭）
北野先生は、私が会長を務めている大阪府情報教育研究会の幹事長です。１年生が学ぶ「情報Ⅰ」が大学入学共通テストの必修科目となったことで、授業を進めるうえで、多くの問題点が生じていることを分かり易くお話しいただきました。
また、海野先生のお話の中、静岡県では、情報の専任教員がとても少ないことが印象的でした。静岡県を含め、他府県も同様の傾向であることは承知していましたが、想像以上の数値（20％程度）に驚きました。大阪は専任教員がいない学校はほとんどないと思われます。本校は２名の情報科専任教員がおります。（専任率200%です。）私自身も採用から２０年間は理科の担当でしたが、その後、７年間うち６年間は情報科専任でした。