4月22日(月)、教志入門では、兵庫教育大学より 大野 裕己 教授をお招きし、「学校を『マネジメント』するー信頼される学校のしごとづくりに向けてー」をテーマに、ご講義いただきました。
最初に、「学校とそのしごと」の特徴を一般の企業と比べながら確認し、「よい学校」とはどのような学校なのか、ということをグループワークで考えを出し合い、まとめました。どのグループも、大変活発に意見を出し合い、まとめ方についてもよく議論し、グループごとの個性が光る「よい学校」が出来上がりました。教志入門の学びの最初に「よい学校」について考えたことは、今後のさまざまな学びの場面につながっていくことでしょう。
学校を「マネジメント」するとは、「学校という組織で、子どもの学びを豊かにする」ことである。私たち、教員の心にも深く刻まれる言葉でした。
4月23日(火)には、千里金蘭大学より、阿形 恒秀 教授(鳴門教育大学 名誉教授)をお招きし、「児童生徒理解と教師の役割」をテーマに、ご講義いただきました。学校教育における教師の役割は「学習指導」だけではなく「生徒指導」が必要であり、良い授業には、生徒理解が必要であること。さまざまな例をもとに、教師が教え子に与える影響はとても大きいものであり、それが教師の「やりがい」につながるのだということを教えていただきました。