第47回卒業証書授与式 ~未来への第一歩~

令和8年2月27日(金)、大阪府立高槻北高等学校 第47回卒業証書授与式を挙行いたしました。 早朝の曇り空がしだいに晴れて、春を思わせる暖かさの中、47期生のみなさんの卒業をお祝いすることができました。

47期生のみなさんが入学した年は、私が校長として本校に着任した年でもあり、そのみなさんが、卒業ということに、感慨を覚えます。

卒業証書授与の際、担任の先生の呼名に応えるみなさんは、凛としたたたずまいで、とても頼もしく思えました。

以下は、私の式辞からの抜粋です。

~さて、今日、みなさんは、この高槻北高校を卒業し、未来への一歩を踏み出すことになりますが、これから先の未来に何が起きるのか、誰にもわかりません。それはとてつもなく素晴らしいものであるかもしれないし、とんでもない禍かもしれません。

けれど、私たちは、何が起きようと、何が待ち受けていようと、その先へ歩んでいかなければなりません。そのとき、大切なことは、「自分で考えること」そして「視野を広く持つこと」です。

この二つのことは、誰もが知っている当たり前のことなのですが、いざ実行しようとすると、意外に難しいことでもあります。自分で考え始めたはいいけれど、なかなか答えが見つからない時、あの人がこうだと言うなら、よくわからないけれどこうなのだろう、みんながそれでいいというから、たぶんそれでいいのだろう。そんなふうに、自分以外の人の答えで、よしとしてしまいがちです。けれど、私は、他の人のどんなに素晴らしい答えよりも、考えに考えた末に、たとえ苦し紛れに出した答えであっても、自分で考えた答えの方が、結局は自分にとって、最も良いものになるような気がしてならないのです。

そして、「視野を広く持つ」ということですが、これは、先ほどの「自分で考えること」にも深く関わってくることです。広い視野を持てば、よりよく考えることもできます。もちろん、自分にとって、今までしたことのなかった、さまざまな経験を積めば、視野を広げることができるでしょう。けれど、私はもっと身近な方法をお勧めします。それは、自分と異なる意見、反対の意見を持つ人と話してみることです。もしかすると、これは、なかなか気が進まないかもしれませんし、勇気のいることかもしれませんが、同じ一つのものを見ていても、違う見方があるということを学べる、つまり視野を広げるチャンスなのです。

自分と意見が異なるからといって、遠ざけるのではなく、むしろ積極的に対話し、学ぶ。そして、それによって得られた広い視野に立って、自分で考えて答えを出すこと。そうすれば、きっと、その道の先に待っている自分自身の未来へとつながっていくことができるに違いないと思うのです~

第47期 卒業生のみなさん、未来へ向かって、大きく一歩を踏み出してください!

  

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