工業テクノロジー科 校外学習

 5月31日の校外学習の日、工業テクノロジー科の生徒11名は、引率教員3名と神戸の竹中大工道具館を訪れました。

 竹中大工道具館は、大工道具を専門に展示する唯一の博物館です。2014年秋に、日本を代表する総合建設企業の一つ竹中工務店ゆかりの地である新神戸駅近くに、新たにオープンされたもので、その創業以来の歴史と伝統を感じさせる館でもあります。

 新神戸駅は、普段あまり足を運ぶ機会のない所ですが、新幹線の駅舎のすぐ近くにある同館を見た生徒たちは、その外観の美しさに目を奪われました。木造建築に使った道具や、日本の伝統的な木造建築の「木組」などを展示していますが、手に触れることのできるものや原寸大での復元模型なども多く用意されて、五感で感じることができました。

 工業テクノロジー科は、機械科の学習内容が中心で、実習で扱う材料は鉄をはじめ金属材料が多いのですが、大工道具も刃物部分は鉄で作られており、展示されている数多くの大工道具を見学することで、金属材料や金属加工への理解も深まりました。

 また、様々な体験教室も用意され、生徒たちはカンナを使って檜の角棒材からオリジナルの箸を作る作業を体験しました。当日は、3名のボランティアの方の指導のもと、カンナを初めて使った生徒も少なくない中、全員が世界に一つだけのmy箸を作りました。最後は、普段の授業と同じく作業した部屋を皆で清掃し、ボランティアの方々にお礼を申し上げて、館をあとにしました。

その後は、神戸の南京町でグループ行動による散策と昼食を済ました後、帰路に着きました。

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