SSH事業 都立戸山高校・東京農業大学への訪問報告

2月7日(日)、科学技術振興機構の支援を頂き、都下で最も早くSSH指定を受けた東京都立戸山高等学校が実施された第4回生徒研究成果合同発表会にバイオサイエンス科2年生課題研究、植物微生物班の6名が3件の研究発表を行いました。日頃このような外部の発表会は課外活動時間の多い専門部が参加するjことが多いのですが、今回は課題研究の時間内を中心に取り組まれた生徒研究を発表するために伺いました。

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発表に不慣れな生徒も、一生懸命に自分の研究成果のアピールに取り組み、ポスター発表も発表時間を越えて多くの先生方に聞いてもらっていました。

翌8日(月)には、東京農業大学の短期大学部醸造学科調味食品学研究室を訪問し、醤油研究の第一人者である舘博教授の醤油とその研究に関する特別講義を受講させていただきました。また、研究室では舘先生が発見されたコウジカビの消化酵素を納豆の抽出物が阻害する実験を大学院生のかたの実技指導で体験しました。雰囲気はまさに「もやしもん」の世界でした。

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舘先生は、本当に気さくなお人柄で、たくさんの研究や農大のエピソードを聞かせていただき、とても楽しい研究室訪問になりました。また、実験手技をご指導いただいた大学院生もずいぶん場を盛り上げてくださいました。先生方、ありがとうございました。

参加生徒は、ただ勉強の2日間でしたが実施後のアンケートには取り組み内容をずいぶん肯定的に受け止めた心象を見ることができました。農大の新しい図書館からの東京の眺望は広大で、生徒らの感慨深げに眺める姿が印象的でした。(N)