2016年アーカイブ

農産加工学研究部の12月活動報告

そばに関する取り組みで名をはせいている農産加工研究部(顧問 石田先生)ですが、近年は年末が近づくと大忙しです。 12月15日には、大阪府生徒生物研究発表会をきっかけに、大阪府立三国丘高等学校生物部のみなさんを対象としたそば打ち講習会を開催しました。 12月17日には堺市緑化センターにおいて親子13組を対象としたそば打ち体験会を開催しました。 12月22日には、園芸高校の教職員を対象としたそば打...

BS科3年生の最新進路決定状況のご報告

昨日、年内最後の結果発表があり、バイオサイエンス科3年生のうち就職希望者ほぼ全員の内定とAO・推薦入試等での進学希望者全員が合格しました。ご支援いただきました進路指導部、普通教科、他科の先生方にお礼申し上げます。内定先、合格先は次の通り。 <<就職内定先>>【薬品分野】:第一三共プロファーマ株式会社、共和薬品工業株式会社【食品分野(販売含)】:ハウスウェルネスフーズ株式会社、日澱化學株式会社、三栄...

平成28年度「教育の森」第8回生徒研究発表会参加の報告

 12月17日、大阪教育大付属高等学校天王寺校舎で行われた「教育の森」第8回生徒研究発表会に本校バイオサイエンス科微生物部1年3名が口頭発表に参加した。今年5月から取り組んだ研究内容を「マンネンタケの木質分解能に関する研究」というテーマで発表しました。 大学の先生5名から指導・助言をいただきました。「面白い実験だ、今後調べた結果を知らせてほしい」「複雑な実験方法のフローチャートは分かりやすかった...

1年生専門授業の紹介・「微生物利用」

◎1年生の授業紹介です。 微生物利用の授業では、現在、『血球計算盤を用いた菌体数の計測』というテーマの実験を行っています。 タイトルだけ聞くと難しそうですが、実験の内容はそんなに難しくはないです。 ドライイーストを水に溶かした酵母の液体を作り、それを顕微鏡で観察し、酵母の数を数える、という実験です。 ①ドライイーストを水に溶かして、酵母液を作ります。 ②顕微鏡で観察します。 ③今回は、血球...

2年生専門科目「フードサイエンス基礎」の実習紹介

バイオサイエンス科は2年生まで、専門科目は選択ではなく、全員必履修で学校設定科目「バイオサイエンス基礎」と「フードサイエンス基礎」があります。写真は、「フードサイエンス基礎」食品製造領域の2学期最後の実習「スノーボールの製作」です。 先生の説明を聞いた後、各自実習に取り組みます。まずは薄力粉、アーモンドプードル、バター、粉砂糖をこねてから丸く整えます・・・自分の工夫でへらで加工する人もありました。...

関西学院大学主催の高校生発表会参加報告

11月26日、関西学院大学三田キャンパスで行われた 課題研究発表会/高校生対象Sci-Tech Research Forumにバイオサイエンス科の微生物部1年生3名とバイオ部3年生3名がポスター発表しました。 微生物部1年生は、今年スタートしたキノコの酵素に関する研究を、バイオ部3年生は実物を持ち込んで完成したサボテンの増殖技術に関する研究を、それぞれ発表しました。また、大学生や大学院生のみなさ...

大阪府生徒生物研究発表会参加報告

11月23日、大阪市立自然史博物館で行われた大阪府生物教育研究会主催の生徒生物研究発表会に、BS科のバイオ研究部と農産加工学研究部が参加しました。バイオ研究部は、研究発表部門でシダの無菌胞子培養での前葉体塊形成から胞子体形成に関する条件について発表しました。 農産加工学研究部は、サトウキビの大阪での栽培特性についてを研究発表部門で、そばについては活動報告部門で発表しました。 ここ数年、恒例と...

農産加工学研究部の秋のそば活動一括で報告

バイオサイエンス科の石田先生率いる農産加工学研究部のこの秋のそば関連の活動についてレポ−トが寄せられました。一括で報告します。 10月2日 全麺協素人そば打ち初段位認定試験 会場:永澤寺そば道場(兵庫県三田市) そば粉500g、小麦粉200gを材料として40分以内に製麺。 3年生1名、1年生4名が受験。5名全員合格。 1年生1名が苦戦したが、他の4名は日頃の練習成果を十分に発揮し、余裕で合格...

期待の星として・・新聞記事紹介

バイオサイエンス科3年石井さんは来春、卒業後、地域おこし協力隊員として3年間の任期で兵庫県養父市に採用されます。これまで、同隊員は20歳以上が募集対象でしたが、石井さんは、本人と保護者の強い希望で今年の採用試験に臨み、本校農産加工学研究部での多くの実績から高卒時点での初の採用者になりました。 記事は、11月20日、養父市で行われたお祭りに参加し、そば打ちの腕前を披露した石井さんを紹介する神戸新聞...

明日の記念祭に向けて準備中

明日11月13日(日)は本校の一大イベントである創立記念祭です。 生徒たちは明日に向けて着々と準備を進めています。 こちらはかけそばの出汁をとる準備のようです。 大量に出汁をとらなければならないので大変そう こちらはサツマイモを調理しているようですが・・・ どうやら明日作るパンを仕込みだそうです。 どのようなパンになるかは明日来てからのお楽しみに また、バイオサイエンス科ではこれ以外にも...

順調に育っています

1年生の授業「農業と環境」で栽培している野菜たちです。 今年は播種をした時期にちょうどよい塩梅で雨が降ってくれ、例年になく発芽率が良いです。 どの作物も大きく元気に育っています。 今日はこんなにも立派なカブとネギを収穫することができました。 次週は白菜あたりが収穫できそうです。

農産加工学研究部の研究活動が報道されました。

7日土曜日の毎日新聞の夕刊紙面でバイオサイエンス科の農産加工学研究部のサトウキビに関する研究を報道いただき、この紙面を見られたMBS毎日放送の夕方の報道番組「VOICE」の気候変動に関するパリ協定についての報道の中で、取り上げていただきました。 下の写真は、「VOICE」取材の様子です。左の写真が、指導されている石田先生が取材されているところ。右の写真がサトウキビの計測の様子を取材されているとこ...

食品製造実習の報告

2学期中間試験も終わり、3年生は卒業アルバムの撮影が進むなど残りの日々を数える季節がきました。 しかし、バイオサエインス科の実験実習はまだまだ続きます。10月17日、3年生食品科学コースの専門科目「食品製造」ではスポンジケーキの作成実習がありました。 下の写真は、手順についてのレポートも書き終わった後、焼き上がりをチェックに加工実習室に戻ってきたところです。感想は?との問いに「まだ食べてない―」と...

近年、数々の食品・調理コンテストで名をはせ、高校の食品加工製造領域では全国屈指の強豪(?)となった園芸高校バイオサイエンス科の農産加工学研究部が「第4回高校生チャレンジグルメコンテストin HOKKAIDO」に招待され、3年生の福本裕之介君、蔵屋敷海聖君、山口悠紀君の3名に参加してきました。 今回の大会は、地域の食材、地域交流、地域活性化をキーワードとした北海道の高校生対象の料理コンテストで書類...

インビトロプランツ作成

3年「植物バイオテクノロジー」の授業で、カラフルな培地を作りました。 創立記念祭で販売するサボテンのインビトロプランツ用の培地です。 インビトロプランツとは、下の写真のようにガラスビンの中で育てる植物のことです。 ビンの中は無菌状態になっており、栄養分の入っている培地に植わっているので、水や肥料を与えなくても、長期間鑑賞できます。 授業のたびに培地を作り、生徒は手慣れたものですが、今回はイン...

1年生の授業紹介

1年生の実験の様子を紹介します。 1年生の「微生物利用」の実験で、「かびのスライド培養」を行いました。 かびをスライドガラス上にのせた培地で培養します。 慣れないクリーンベンチでの作業です。 顕微鏡での観察の様子

進化学会での発表報告

8月27日、東京工業大学大岡山キャンパスで行われた日本進化学会第18回大会での高校生ポスター発表に、SSH事業の一環でバイオ研究部の3名が2件の研究発表を行いました。1件は植物バイオテクノロジーを駆使した、シダ植物の生理機能についての研究、もう1件は園芸高校のDNA分析技術を総動員したミカンの研究を発表しました。 バイオ研究部/バイオ部は産業技術総合研究所でのブース出展と同日の行事で少数精鋭での...

産業技術総合研究所でバイオ体験ブースを出展しました。

8月27日、園芸高校と同じ池田市内にある産業技術総合研究所関西センターの一般公開日に所内で設けられた近隣高校の科学部のブース出展にバイオ部/バイオ専攻のグループが出展しました。 内容は植物バイオ技術を応用した鑑賞植物インテリアの作成です。100セットを準備しましたがすべて持ち帰りいただけました。 SSH事業支援で技術的開発をしたバイオ技術の成果によるプログラムです。体験されたみなさん、ボトルの中...

顕微鏡実技テスト

期末テストも終わり、あとは夏休みを待つばかり(成績表はこわいけど・・・) な、1年生ですが、今日は顕微鏡の実技テストです。 1年生専門基礎科目「微生物利用」の時間、双眼生物顕微鏡の操作法実技テストが行われました。 園芸高校ではペーパーテストだけではなく、このように実技テストが行われることも多々あります。  一人ずつ、別室で先生の立会いのもと、顕微鏡で酵母の観察をおこないます。 中学校...

日本農業新聞からSSHコースの取材がありました

6月24日(金)、日本農業新聞からSSH事業やSSHコース授業の取材がありました。 授業はSSHコース3年生に設けられた「グローバル生物」という学校設定の授業を取材いただきました。内容はイギリスの科学の教科書を使って生物分野の学習をするもので、生徒の積極的な授業参加に関心されていました。    

生物分類技能検定の試験がありました。

生物分類技能検定に3年生6名、1年生7名がチャレンジしました。今回は全員四級の受験者でした。 スケッチの実技検査も行われる技能検定ですが、例年、希望者を対象に実施しています。2年生が研修旅行で受験できなかったのにも関わらず多くの受験者がありました。

ソバの実収穫

バイオサイエンス科専用農場で栽培してきたソバの実を授業や課外実習で収穫しています。手間暇かけて育てられたソバを手摘みで丁寧に収穫しています。 創立記念祭で販売予定の手打ちそばにはこのソバの実を挽いたソバ粉が使われるそうです。 播種から収穫そして食品までと園芸高校バイオサイエンス科農産加工領域の奥行きを感じさせてくれる取り組みですね。

課題研究2年バイオ班の実習報告

本日、課題研究2年バイオ班では、組織培養で大量増殖したサボテンの寄せ植え鉢から、出荷用の鉢に植え替える実習に取り組みました。 左下の写真が、組織培養で増やしたサボテンの幼苗です。園芸高校のバイオ領域で開発したオリジナルの技術です。右下の写真が、寄せ植えで大きくしたサボテンの株になります。 これを出荷用の素焼き鉢に一株ずつ植え替えていきます。 あとは根が張るのをまって出荷です。 「とげが痛かっ...

私たちが作りました

3年生課題研究で栽培したジャガイモが収穫時期を向かえています。 このジャガイモが加工場で、彼らのアイデアと技術で何に生まれ変わるか楽しみです。  

ソックスレー脂肪抽出器

この器具は、課題研究3年で「味噌」の成分を分析する時に使います。 本来は、粉末試料の脂質を調べる器具ですが、工夫して「味噌中の脂質」を 調べています。 これ以外にも脂肪分を調べる器具には、「ゲルベル乳脂計」や 「マジョニア管」があります。  

ピクノメーター

食品化学1年の実験で使用する器具です。 実験では、この器具を使って液体の重量と体積を測定し、その比重を調べます。 重量は天びんで、体積はこの器具を使うと25mLが測れます。

3年校外学習

5月13日の校外学習でバイオサイエンス科の3年生は、京都市内の名所旧跡などを散策しました。 5組は、午後から「京都水族館」を見学して終了しました。 

はじまりました

  今年も2年生の専門科目「フードサイエンス基礎」の実習でイチゴジャムの製造が始まりました。 バイオサイエンス科加工場のイチゴジャムはプレザーブスタイルで作られておりイチゴの食感だけでなく生徒の努力や愛情が封入されています。是非一度お試しください。

バイオ部も活動が本格的になってきました

今年は、新しい部員を5名迎えて、放課後のバイオ実験室は、3年生の9名を合わせて大賑わいです。 下の写真は、3年生の1班が初めたシダの培養実験で顕微鏡撮影しているところです。 下は、サボテンの培養実験の様子です。顧問の先生が指導中です。 下は、新しい土壌微生物を探して、コロニーを検鏡中ですね。 下は、新入部員が無菌操作のトレーニングがてら貴重な百合の保存培養をしているところです。 課題研究で...

顕微鏡実習スタート

バイオサイエンス科には多くの種類の顕微鏡が、設置されています。 下の写真は、1年生の科目「微生物利用」で4月下旬からスタートした双眼実体顕微鏡の使用法に関する実習の一コマです。今回は練習で、植物の種子を30倍程度の倍率で観察しています。これを使って微生物コロニーの観察ができるように中間考査を挟んで、実験実習が続きます。そのあと、本格的な生物顕微鏡の実習が始まります。 ちなみに下の写真は、同じ日に...

デシケーター

「デシケーター」は、試料などの乾燥に用いる器具です。 デシケーターの下部には乾燥剤を入れますが、ここでは「シリカゲル」を使っています。 長く使っているとシリカゲルの色がピンク色になりますが、これは水分を吸った印です。 シリカゲルは乾燥器に入れて加熱してやると色が青色に変化し、再び使えるようになります。  

イチゴの収穫

加工原料として栽培しているイチゴの収穫が最盛期を迎えております。 本日は初夏の心地よい風の吹く中、イチゴの収穫作業とヘタ取り、洗浄を行いました。 これから、おいしいイチゴジャムになるよう工程を経ていきます。11月の創立記念祭での販売を楽しみにしてください。

放課後の加工場

バイオサイエンス科には加工場という食品を加工する建物があります。今日の放課後の様子はこんな感じでした。食品製造部は新入生の体験入部ということでロールパンの製造を農産加工部はそば打ちの練習をしていました。今後の活動が楽しみです。

1年生専門科目「食品化学」のスタートです。

1年生専門基礎科目「食品化学」で最初の実験は、基本操作のひとつ「加熱」を学ぶため、「ガラス細工」の練習です。                 ガラス棒やカラス管をガスバーナーで加熱後、変形させて、実験用のガラス器具などを自作します。 単に手技だけでなく分析実験に必要な、集中力や注意力が養われるようです。

3年生課題研究

 3年生の課題研究も始まりました。 2年生の経験を活かし良い発表ができるといいですね。

そば修行、遠征報告

4月3日、豊後高田流そば打ち段位認定会「初段」試験に農産加工学研究部部長の3年生石井さんがチャレンジしました。   大分県の豊後高田そば道場で初段試験を受験(そば粉560g、つなぎ140g)。   技術的に他の受験者を圧倒して合格。合格後、部長の麺の写真を撮る人もちらほら。   試験後、道場主の山本剛志氏の見本打ちを見学しました。 (引率された先生からのレポー...

ジュニア農芸化学会に参加しました。

3月27日、28日に札幌市で開催された日本農芸化学会主催の高校生研究発表会である「ジュニア農芸化学会」に科学技術振興機構の支援をいただきバイオサイエンス科バイオ研究部の4名が参加しました。 27日は、夕方、札幌市教育文化会館で行われた第42回農芸化学『化学と生物』シンポジウム「壁を超える化学と生物」に参加し、ドイツの有名な化学賞を受賞された理研の長田裕之先生、鈴木カップリング反応でノーベル化学賞を...

「超異分野学会」に招待され発表しました。

3月19日(土)京都市下京区のオムロン京都センタービル啓真館で行われた「研究集積拠点関西の知恵を集める」と題して行われた、第5回超異分野学会【関西】において、12月に行われたサイエンスキャッスル関西大会で2位に入賞したバイオ研究部のグループが招待を受け発表しました。 大学、大企業、町工場、ベンチャー企業の研究者が分野を越えて集まるとされる「超異分野学会」は、もちろん大人のプロのみなさんの学会なの...

豊平流そば打ち段位認定会にチャレンジ

去る3月13日の日曜日、広島県の豊平どんぐり村「そば道場」を会場に行われた豊平流そば打ち段位認定会に農産加工研究部の1年生3名が挑戦し、全員「二段」の認定をいただきました。 本校や長野県や北海道でそば打ちに取り組む高校の生徒が段位認定を受けているのが全麺協(全国麺類文化交流推進協議会)という団体の「素人そば打ち段位認定」ですが、今回は、そば名人の高橋邦弘氏の製麺理論に基づいた技術試験である「豊平...

モーニングサービスの最終回?

卒業式を翌日に控えた3月1日、卒業していく3年生「課題研究」園芸加工班の諸君が、朝5時から準備し、「モーニングサービス」を実施してくれました。今回は、手作りピザ(シーフードピザとベーコンピザ)の2切れとサラダ、コーヒーまたはコーンスープのセットで全30食が、100円で提供されました。もちろん見る見るうちに売り切れです。 今回が3回目となりますが、卒業していく彼らの後を引き継いでくれる「猛者(もさ)...

「そば道場」第2弾の報告

2月20日(土)、大阪教育大学付属高校平野校舎の生物部員7名のかたが来校され、バイオサイエンス科食品加工場で、農産加工学研究部員の指導で「そば打ち」に挑戦されました。両部は、昨年大阪市立博物館で行われた大阪府生徒生物研究発表会で交流があり、本校の呼びかけで、今回の「そば道場」になりました。   生物の実験や調査についても、その実験技術や調査法をきちんと身につけて初めて科学的なデータにな...

2年「課題研究」最後の実習(つづき)

2月11日に報告できなかった2年課題研究の二班について、本日あった2年最後の時間を紹介します。 まず、分析班です。味噌の成分分析を通じて、1年間分析技術の習得に取り組んできました。下の写真は、成分分析をするための前処理をしているところです。メンバーの生徒で手分けをし、純粋な成分の抽出、分離を進めていました。このあと機器分析に持ち込まれますが、マスターしたこの技術でどんな卒業研究をするのか楽しみです...

本日、バイオサイエンス科1年生専門基礎科目「微生物利用」(旧微生物基礎)の最後の実験実習がありました。 4月から1年間、生物顕微鏡をフル活用し微生物の観察法や培養法の基礎について多くのことを学習しましたが、最後は「グラム染色法」による枯草菌・納豆菌・大腸菌の識別実験でした。 やたらとステップの多い染色による細菌分類基準ですが、多くのひとが上手に染め分けていました。 授業の始まった4月からしばらく...

2月13日(土)、東京で日本河川協会主催の日本ストックホルム青少年水大賞の2次予選にバイオサイエンス科2年生の松口莉歩さん、松口果歩さん、山地君が参加しました。 2分の英語での概要説明、10分の英語または日本語でのプレゼンの後、非公開の質疑応答が行われました。2次予選進出の4校のうち、本校を含め3校が英語でのプレゼンに挑戦するなど大変難しいチャレンジになりました。 本校は、英語のプレゼンまではずい...

関西テレビの取材を受けました!

 HPのニュース欄にも出ていますが、2月24日に関西テレビ「よ~いドン!」の「となりの人間国宝さん」というコーナーの取材を受けました!  ちょうど加工場では農産加工学研究部がそばうちをしているところでした。そのため、そばうちの紹介と部員の生徒へのインタビューが中心となりました。和気藹々とした雰囲気のなか取材はすすんでいました。詳細はここではお伝えできませんので、皆様24日の放送をぜひともご覧にな...

2年生の課題研究の報告

学年末考査まであと2週間を切った2月10日(金)、1,2時間目の課題研究の時間、いくつかの班をまわってみました。 下の写真は、農産加工研究班のメンバーが「ラーメン」の試作に取り組んでいるところです。麺打ちからスープの仕込まで100%手作りです。なお、ニンニクの栽培と活用がメインテーマとのことで、醤油ベースのスープからほのかにニンニクの香りがしていました。 下の写真は、農業資源班が、バイオサイエン...

2月7日(日)、科学技術振興機構の支援を頂き、都下で最も早くSSH指定を受けた東京都立戸山高等学校が実施された第4回生徒研究成果合同発表会にバイオサイエンス科2年生課題研究、植物微生物班の6名が3件の研究発表を行いました。日頃このような外部の発表会は課外活動時間の多い専門部が参加するjことが多いのですが、今回は課題研究の時間内を中心に取り組まれた生徒研究を発表するために伺いました。 発表に不慣れ...

SSH事業 琉球大学農学部研究室訪問の報告

2月2日から3日にかけてBS科専門部の一つ、農産加工学研究部が取り組む研究テーマ「サトウキビの栽培および利用に関する研究」の指導をいただきに琉球大学農学部亜熱帯農林環境科学科の作物学研究室を訪問しました。 この研究は、もともと江戸時代に大阪(岸和田藩)でサトウキビ栽培が奨励されていたという文献をきっかけに、大阪での熱帯性作物の栽培の可能性を検討するものでした。川満先生の研究室には昨年より科学技術...

豊中市サイエンスフェスティバルに参加しました

 1月30日に豊中市教育センターで行われた「サイエンスフェスティバル」にバイオサイエンス科1年生3名が参加しました。出展内容は顕微鏡による微生物観察で、お越しになられた皆様に顕微鏡をのぞいてもらいました。  写真のように小さなお子さんがたくさん来られました。はじめて見る顕微鏡の世界に驚きの声をあげていました。なかにはお子さんの親御さんが真剣に覗き込む場面もありました。  1年生ということもあっ...

3年生の最後の授業がありました。

本日、4時間目で3年生の総ての授業が終わりました。明日から3年生諸君は最後の学年末試験です。 最後の専門科目の授業は、「植物タンパクの固化実験(豆腐のできる原理)」でした。 また、下の写真はこの月曜に3年生最後の食品製造実習でつくった「豚まん」です。本当に最後の最後まで、実験実習に取り組むバイオサイエンス科です。 加えて、先の卒業研究発表会で表彰された「豆乳アイスクリーム」の作品と担当生徒です...

本日(1月25日)、バイオサイエンス科2年の専門科目「バイオサイエンス基礎」(旧「応用微生物」)のアルコール発酵の関連実験において、大阪府農業教育研究会の研究授業が行われました。 実験は、〇種麹(たねこうじ)をつかって蒸し米を麹にし、アミラーゼ(でんぷん分解酵素)抽出します。  〇アミラーゼを用いてコメを糖化させ「甘酒」を作ります。 〇この甘酒に酵母を入れてアルコール発酵をさせます。いわゆる「濁り...

第5回卒業研究発表会が行われました。

1月20日(水)池田市民文化会館の小ホールとコンベンションルームをお借りしてバイオサイエンス科の卒業研究発表会が行われました。これは、科目「課題研究」が2年生から2年間をかけて取り組まれるようになったBS科4期生から始まったもので、今年で5回目になります。3年生は直前までスライドを準備したり大変でしたが、その立派な発表と堂々とした質疑応答の姿を見て書かれた1、2年生の発表会レポートの感想欄の多くが...

 1月16日、17日に静岡県伊豆の国市で「第10回パン祖のパン祭り」が開催されました。これは日本で始めてパンを作ったとされる韮山代官・江川坦庵公の功績を讃えるということで行われています。  チラシには多くのイベントが紹介されています。    この中で毎年行われている「全国高校生パンコンテスト」に本校バイオサイエンス科2年生の松尾直朗くんが書類選考を突破し、参加しました。エントリーは...

3学期がスタートしました。

1月8日 終業式直後の授業でしたが、3、4時間目2年5組で必履修専門科目「フードサイエンス基礎」の実験実習がありました。クラスの半分は、加工場で食品製造領域の実習「ベーコンエピ製造実習」、もう半分は食品化学実験室で「リンの定量実験」がありました。上段は食品製造の先生の模範演示を生徒が見入っているところですね。下が完成品です。実習開始から焼き上がりまで2時間弱でした。上段は光電比色計でサンプルの計測...

12月26日、京都大学総合博物館の主催で、同博物館特別展「京のイルカと学びのドラマ」付帯事業として京都大学芝蘭会館において実施された『小中高生の探究活動発表会~新しい世界への扉~』にバイオ研究部の生徒研究3件、食品製造部員による植物微生物に関する課題研究2件の発表にBS科2年6名が参加しました。 通常、評価の伴う外部の発表会では同じ研究データを2か所以上で発表することはないのですが、今回は他で使用...

日本学生科学賞中央表彰式の報告

本日の読売新聞大阪版で報道いただきましたが、本年度BS科バイオ研究部の生徒研究の一つが第59回日本学生科学賞中央審査において入選1等の評価をいただきました。昨年12月24日、東京の日本科学未来館未来館ホールで、秋篠宮同妃両殿下のご臨席のもと行われた中央表彰式に、この研究の主担生徒である2年生松口果歩さんが出席し表彰の盾をいただきました。 この賞は、物理、化学、地学、生物、情報技術、広領域の各分野...

中高生のための学会サイエンスキャッスル参加報告

去る12月23日、大阪明星学園において教育応援プロジェクトサイエンスキャッスル実行委員会主催で「身近にあふれる課題研究の種」をテーマに行われましたサイエンスキャッスル関西大会にバイオ研究部のサボテン研究に取り組む2年生のチームが新しいデータをもって発表してきました。この研究が「ディスカバリー賞」を受賞し、閉会式で表彰いただきました。 また、大学で微生物の研究に取り組まれている学生のかたと交流する機...