2016年5月アーカイブ

課題研究2年バイオ班の実習報告

本日、課題研究2年バイオ班では、組織培養で大量増殖したサボテンの寄せ植え鉢から、出荷用の鉢に植え替える実習に取り組みました。 左下の写真が、組織培養で増やしたサボテンの幼苗です。園芸高校のバイオ領域で開発したオリジナルの技術です。右下の写真が、寄せ植えで大きくしたサボテンの株になります。 これを出荷用の素焼き鉢に一株ずつ植え替えていきます。 あとは根が張るのをまって出荷です。 「とげが痛かっ...

私たちが作りました

3年生課題研究で栽培したジャガイモが収穫時期を向かえています。 このジャガイモが加工場で、彼らのアイデアと技術で何に生まれ変わるか楽しみです。  

ソックスレー脂肪抽出器

この器具は、課題研究3年で「味噌」の成分を分析する時に使います。 本来は、粉末試料の脂質を調べる器具ですが、工夫して「味噌中の脂質」を 調べています。 これ以外にも脂肪分を調べる器具には、「ゲルベル乳脂計」や 「マジョニア管」があります。  

ピクノメーター

食品化学1年の実験で使用する器具です。 実験では、この器具を使って液体の重量と体積を測定し、その比重を調べます。 重量は天びんで、体積はこの器具を使うと25mLが測れます。

3年校外学習

5月13日の校外学習でバイオサイエンス科の3年生は、京都市内の名所旧跡などを散策しました。 5組は、午後から「京都水族館」を見学して終了しました。 

はじまりました

  今年も2年生の専門科目「フードサイエンス基礎」の実習でイチゴジャムの製造が始まりました。 バイオサイエンス科加工場のイチゴジャムはプレザーブスタイルで作られておりイチゴの食感だけでなく生徒の努力や愛情が封入されています。是非一度お試しください。

バイオ部も活動が本格的になってきました

今年は、新しい部員を5名迎えて、放課後のバイオ実験室は、3年生の9名を合わせて大賑わいです。 下の写真は、3年生の1班が初めたシダの培養実験で顕微鏡撮影しているところです。 下は、サボテンの培養実験の様子です。顧問の先生が指導中です。 下は、新しい土壌微生物を探して、コロニーを検鏡中ですね。 下は、新入部員が無菌操作のトレーニングがてら貴重な百合の保存培養をしているところです。 課題研究で...

顕微鏡実習スタート

バイオサイエンス科には多くの種類の顕微鏡が、設置されています。 下の写真は、1年生の科目「微生物利用」で4月下旬からスタートした双眼実体顕微鏡の使用法に関する実習の一コマです。今回は練習で、植物の種子を30倍程度の倍率で観察しています。これを使って微生物コロニーの観察ができるように中間考査を挟んで、実験実習が続きます。そのあと、本格的な生物顕微鏡の実習が始まります。 ちなみに下の写真は、同じ日に...

デシケーター

「デシケーター」は、試料などの乾燥に用いる器具です。 デシケーターの下部には乾燥剤を入れますが、ここでは「シリカゲル」を使っています。 長く使っているとシリカゲルの色がピンク色になりますが、これは水分を吸った印です。 シリカゲルは乾燥器に入れて加熱してやると色が青色に変化し、再び使えるようになります。  

イチゴの収穫

加工原料として栽培しているイチゴの収穫が最盛期を迎えております。 本日は初夏の心地よい風の吹く中、イチゴの収穫作業とヘタ取り、洗浄を行いました。 これから、おいしいイチゴジャムになるよう工程を経ていきます。11月の創立記念祭での販売を楽しみにしてください。