2年「課題研究」最後の実習(つづき)

2月11日に報告できなかった2年課題研究の二班について、本日あった2年最後の時間を紹介します。

まず、分析班です。味噌の成分分析を通じて、1年間分析技術の習得に取り組んできました。下の写真は、成分分析をするための前処理をしているところです。メンバーの生徒で手分けをし、純粋な成分の抽出、分離を進めていました。このあと機器分析に持ち込まれますが、マスターしたこの技術でどんな卒業研究をするのか楽しみです。

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情報室では、生活化学班が1年間のまとめを学んだばかりの情報機器でプレゼン中でした。指導教員に3学期の成績評価を受けるためのもので、イメージは口頭試問に近いでしょうか。生活化学班は別名コスメ班と呼ばれ、記者がうかがった際も、「化粧水の保湿性」に関する調査についてプレゼンされていました。そのほか、「紙粘土の研究」についてのプレゼンもあり、これから1年間の挑戦が楽しみな研究が目白押しでした。

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課題研究の評価は考査(テスト)によらない分、多面的な観点で評価を受けそれが成績となります。下の写真は、前回も紹介した植物微生物班が実験室で3学期末の評価のための提出ファイルを最後の授業時間に整えているところです。自分の取り組みをきちんと書類に整えて、評価をうけます。専門教科の勉強と評価の一片ですが、プレゼンと同様にペーパーテストでは測れない「気持ち」を汲(く)み上げられるイメージでしょうか。

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来週月曜日から学年末考査です。テストが苦手な生徒もがんばるんだぞー。