2021/1/5(水)
新年あけましておめでとうございます。今年も枚方高校生物飼育部は、
「生物に関わる全ての活動を通して、自分の生きる力を養う」
ことを部の目標とし、楽しく色々な事に挑戦していきます。よろしくお願いいたします。
今日は大阪府内の公園に冬の昆虫採集に行きました。
冬の昆虫たちは、朽ち木や土の中で越冬する種類が多いです。
倒れたり折れたりして朽ちた広葉樹を割る材割り採集という方法で昆虫を探しますが、生き物たちの住み家を奪うことになるので、活動は高校生達の勉強のための最低限にしました。
数時間の活動で、
コクワガタ成虫・幼虫、ノコギリクワガタ幼虫、ヒラタクワガタ?幼虫、ニホンナガズジムカデ?、コガタスズメバチの女王蜂、オオヒラタシデムシ、トビズムカデ、アオクサカメムシ、オオクチキムシ、ヨコヅナサシガメ、ヒゲジロハサミムシ、未同定カミキリムシ幼虫
などが見つかりました。
特にクワガタ幼虫は種類によって木の朽ち具合の好みが変わるため、掘る場所によって種類が変わるという変化があります。クワガタ飼育用のマットが、クワガタの種類ごとに分けられているのもこういうちゃんとした理由があります。
ぜひ高校生達には、フィールドの知識を飼育に活かしていってほしいです。