夏もいよいよ本番が近づき、生物飼育部で飼育しているカブトムシ・クワガタもどんどん羽化しています。
■カブトムシ(枚方産WF1)
64匹羽化
マットをこだわらなかったためサイズはあまり大きくなりませんでしたが、なかなか頭角が立派なオスも。
■ヒラタクワガタ(枚方産WF1)
3匹羽化
春先のマット管理に失敗し、蛹の時に死んでしまった個体が多かったです...大反省です。
オスは62mmでした。反省を生かしてF2世代に繋げます。
■サキシマヒラタクワガタ(石垣産WF1→F2)
F1 8匹羽化➡F2 34匹幼虫孵化
石垣島で部員が個人採集した系統もF2世代が孵化しました。本土ヒラタの亜種にあたり、内歯の位置等が少し異なるカッコいい種です。
オスのF1個体の最大は54mmでした(マットは、フォーテックさんのヒラタノコ一番を使用)。
■ノコギリクワガタ(能勢産WF1)
4匹羽化
オスの小さい個体は大アゴがハサミ型に、大きな個体は水牛のような形になります。どちらもまた違った魅力があります。メスはずんぐりした体形でかわいらしいです。
こちらも幼虫時代のマット劣化に気付かなかったのが失敗の理由です...。
■コクワガタ(和歌山産WF1)
13匹羽化
通称「南紀コクワ」と呼ばれる、普通のコクワガタよりも赤みが強くなる地域系統です。
合宿の際に採集しました。せっかくなので累代飼育で、赤みをさらに強くできたらと思っています。
■タイワンサイカブト(石垣産WD)
4匹羽化。石垣島で部員が個人採集した個体。頭角が短く上向きで、頭の形が平べったくサイのようになっています。次世代に繋げたいと思います。