4月8日(金)入学式を挙行いたしました

本日、60期生入学式を挙行いたしました。

校長先生からの式辞です。

令和四年度入学式 式辞

春のやわらかな日差しに、満開から散り初めの桜の花びらが映える今日の佳き日に、令和四年度の入学式を挙行できますことを、心から嬉しく思います。

六十期生323名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます。今年60周年を迎える本校の歴史と伝統を刻む一員となられたことを、私たち枚方高校の教職員は心から歓迎いたします。

さて、皆さんは高校入試という一つの試練を克服し、晴れて今日この日を迎えられました。

これは皆さん一人ひとりの頑張りや努力の成果であることは、言うまでもありませんが、これまで育ててくださった 保護者やご家族の方々、小学校や中学校で指導してくださった先生方など、多くの人々の支えがあったということを忘れてはなりません。自らに自信と誇りを持つと同時に周りに方々に感謝する心をもってもらいたいと思います。

さて、現代は「予測不可能な時代」と言われます。これはグローバル化の進展やテクノロジーの進化、気候変動といった様々な要因が絡み合って、社会や経済の情勢が予測できない時代になっているということです。実際におよそ2年前から私たちを含め多くの人が苦しめられている新型コロナウイルス感染症の拡大や、今年になり始まったロシアによるウクライナに対する軍事侵攻は、世界で維持されてきた国際秩序を根底から覆す行為であり、これほどの事態を世界の大国が起こすとは、あまり予想されていなかったことです。つまり現代は、これまで予測されなかった事象が起こっています。

このような予測できない、変化の大きい時代を生きていくために必要なことは、

① 自分で考え、課題を発見して解決すること、

② これまでの常識にとらわれず、柔軟な思考力で新しいことにチャレンジすること

③ 異なる言語や異なる文化を体験し、多様性を認め合うこと だと私は考えます。

枚方高校では、今あげたことを実践する機会が多くあります。教科の授業はもちろんのこと、総合的な探究の時間である「枚方未来学」でのSDGsをテーマとした探究活動、海外の学校との国際交流、文化祭・体育祭をはじめとする学校行事や海外修学旅行さらに部活動など様々な場面で、自ら考え、多様性を認め、仲間とともに協力し成し遂げる経験を積むことができます。

枚方高校校歌の歌詞にある「颯爽たり」という言葉は「人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま」という意味ですが、将来グローバル社会での活躍が期待される「颯爽たる」枚高生として素晴らしい高校生活を作り上げていってください。

保護者の皆様、お子様の本校への入学に際して、さぞやお喜びのことと拝察いたします。生徒一人ひとりの学校生活を充実させるためには、皆様のご協力が是非とも必要です。今後、様々なご協力をお願いすることがあると思いますが、どうぞ理解いただきますようお願いいたします

最後になりましたが、保護者の皆様はじめ関係の皆様に、引き続き、本校の教育活動にご理解・ご協力並びにご支援を賜りますよう、お願い申し上げて、私の式辞といたします。

令和四年四月八日  大阪府立枚方高等学校  校長 平岡 香子

担任紹介です。

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