2011年10月31日アーカイブ

てのひらの小説 『かみ飛こうき』 鼻子

てのひらの小説第3弾。 紙飛行機に折り込まれた繊細に揺れ動く心情...... ぜひお読みください。   かみ飛こうき  鼻子  紙飛行機を折ってみた。キレイに折られたそれは、飛ばされるはずのものなのに、また広げられる。 進路希望調査書で折られた、紙飛行機の折り目を指でなぞりながら、椎野美歩は悔しさに涙をこぼした。「なんで、こんなの作っちゃったの......」 ただ、涙をこぼしながら、自分...