※ 前編からお読みください。 『滅亡しなかった日』 ( 後編 ) 都 放課後、サユリと由紀に夜ご飯を食べにいかないかと誘われたけど、断った。ここ最近の私の毎日にはうんざりしている。だらだらと時間だけが過ぎるような気がして、でもそれは気がするだけで、結局は同じ速さで時間は進み続け、私はいつも、同じ場所からそれを見ることしかできないのだ。 一人で下駄箱で靴を履き替え、校舎から出る。風が吹いて、スカ...
2024年5月
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