第45回「府立学校教育シンポジウム」

本日、第45回の「府立学校教育シンポジウム」に参加してきました。会場は内田洋行「ユビキタス協創広場 CANVAS」です。校長会の2つの委員会より研究発表が行われました。その後、近畿大学の総務部長の世耕石弘氏による『知と汗と涙の近大流コミュニケーション戦略』と題した講演でした。1時間半を超える講演でしたが、全く飽きさせることなく非常に興味深い内容でした。近畿日本鉄道に入社されてからの広報担当の時代の話から、2007年に近畿大学の入試広報課長を経て現在の広報部長に至るまでの様々なエピソードを語ってくださいました。インターネット出願を始めた経過や18歳人口の減少を見据えた対策等にも熱く語っておられました。近畿大学は近大マグロで大きな利益を得ているように言われるが、実際は事業収入の1%にも満たない都の話には驚きました。そしてコミュニケーションの基本は「伝えた」ではなく「伝わったか」であると。最後には「この世に生き残る生き物は、変化に対応できる生き物だ」というダーウィンの言葉で締めくくられました。本当に充実した時間を過ごすことができました。