折々のことばコンテスト2020

 「折々のことば」筆者の鷲田清一さんが審査委員長をされている中・高生対象のコンテストに、本校2年生の下徳 藍さんが応募し、佳作に入選しました。そして今日の放課後、朝日新聞社の記者さんが取材に来られました。

 『失敗した回数と同じくらい、上手くいったことがあるんちゃう?見えてへんだけで。』母

 新型コロナウイルスのため学校が休業になり、イレギュラーな日々が続いて生活のリズムが途切れがちになり、うまくいかないことばかりのように感じていた下徳さんが、ある夏の日、学校から帰って落ち込んでいる時に、お母さんが言ってくれた言葉だそうです。

 なんて温かく包み込み、そして勇気を与えてくれる言葉なんだろうかと思います。「この人がお母さんでよかったなあ。」と彼女は思ったそうです。そんな風に取材に答えている彼女もまた、心優しい人なのだと感じました。

 「折々のことばコンテスト2020」で検索すると彼女のエッセイが掲載されていますので、読んでみてください。