絶景をご覧ください! 山岳部夏合宿リポート

 山岳部から写真をいただきました。凄い絶景です。まずはご覧ください。いつもより写真を大きめにしています。

どうですか? 私はとても羨ましい気分になりました。毎日体温を超える酷暑ですので、このブログをご覧いただいた皆様がちょっとでも爽やかさを感じていただけたのなら嬉しいです。

 山岳部や登山部と言うのはどこの高校にもあるわけではありません。私が高校生だった昭和50年代後半は登山部の他にワンダーフォーゲル部というのもありましたので(私の出身高校だけかもしれませんが)、登山がブームだったのかも知れません。しかし、今は比較にならないくらい少なくなっているようです。そんな中、三国丘高校の山岳部はとても活発に活動し、近畿大会の常連校でもあります。今回、顧問の先生から写真をいただいたのですが、その景色の素晴らしさに唖然としてしまいました。

 山岳部が夏合宿に行ったのは富山県立山。日程は7月23~25日です。参加したのは9名の生徒(2年生5名+1年生4名)と顧問の先生2名です。コースは、主峰雄山から、最高峰大汝山(3015m)、真砂岳、別山をめぐってキャンプ場へ戻る全長10.1kmの中上級者向けコースでテント泊だったそうです。

 このブログを書きながら、顧問の先生からいただいたメール文に「8時間30分歩き通しで、かなりキツい行程でしたが、全員無事登りきることができました」という一文が記されていたことを思い出しました。思い出した瞬間に、暢気に「凄い絶景やなぁ」なんて感心していた自分を恥じました。8時間30分も険しい山道を歩き通すことは私には無理です。そういえば、顧問の先生がこう仰っていました。「今年もしっかりトレーニングしてから行きましたので、部員たちはみんな頑張りきることができました」

 なるほど!達成感は半端ないだろうなぁと今更ながら思います。絶景は、努力した人だけに与えられるご褒美だったんですね。納得しました。

 中学校に登山部がどれくらいあるのか知りませんが、きっと少ないと思います。三国丘高校をめざしてくれている中学生のみなさんが、高校で青春を形にする部活動として山岳部を考えてくれたらとても嬉しいです!