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〈投稿記事〉これが三国丘の伸ばし方!1年生希望者対象「数学の勉強会」開催

 久しぶりの投稿記事です。情報をくれたのは1年生の学年主任(数学科)です。まずは、私あてのメール文をそのまま紹介します。

 先日、1年生の希望者対象に「数学の勉強会」を行いました。写真はその時の様子です。中間考査に比べて、一気に内容が難しくなり、期末考査で苦しんだ生徒が多いこと」や「生徒同士で勉強の教え合いが活発になっていくことが三国の強みになる(7月3日の進路研修会でも進路指導部・中津先生よりありました)という進路指導部からのアドバイス」を受けて、夏休みに4回の勉強会(講習ではない)を設定しています。

"数学の教員に質問する場"、"生徒同士で宿題の教えあいをする場"、"「自分一人では心が折れる」という生徒が頑張る場"として、ひとまずは機能したかと思っています。7月28日(金)は30名程度の生徒が参加してくれました。非常にたくさんの生徒が参加してくれたので、ちゃんと回しきれるかの心配もありましたが、先生に質問をした生徒が、次は先生役になって他の生徒に教えていくというスタイルで良い勉強会になったかと思います。

 中学生含む外部の方へのアピールにもなるかと思いますので、もしもよろしければ、校長先生のブログで紹介していただけると幸いです。

 いやぁ、校長としてこんなに嬉しいことはありません。記事の内容に触れる前に、こんな風にして校長に情報をくれる教員がいる学校って素敵だと思いませんか?完全に手前味噌になっていますが、正直そう思います。学校に限らず会社でもスポーツチームでも何でもそうですが、ビジョンの共有が進んでいる組織は伸びます。もしかしたら、三国丘高校もグンと伸びるステージに入っていくんじゃないかと予感しています。みなさん、どう思いますか?

 ...と、自画自賛はこれくらいにして、今回紹介するのは、1年生の新規企画「数学の勉強会」です。私が、中学生やその保護者の皆様に一番言いたいのは、三丘生の特長を上手に活用した三国丘流の伸ばし方をしているということです。今回はその典型だと思います。

 三丘生は、所謂、個人主義的な部分が非常に薄いと思います。何かを得た時、学んだ時、そのことを仲間と共有することに対して何の躊躇もありません。探究活動で協働することに慣れているのが理由の一つかもしれませんが、これは三丘生の特質だと思っています。今回の勉強会でも、そういった三丘生の良い点が出ました。1年生を担当している数学の教員は数人ですが、30人の生徒がもし一斉に質問に来たら手に負えなくなるのは明らかです。しかし、そうはならなかった。教えることも勉強だとわかっている1年生は、教え合いを通じて互いに学ぶことを自然に選んだ。この話は三丘生の良さを説明するための優れたエピソードと言えます。

 勉強に限ったことではありません。高校時代は青春そのものです。どんなことでも仲間と共有しながら乗り越えていける三丘生であり続けてほしいと強く願います。中学生のみなさんは、妥協することなく、自分が理想とする高校生活を送ることができる学校をめざしてください。三国丘高校に入学すれば、教科学習や探究活動、部活動など多忙を極める日々があなたを待っています。けれど、あなたは一人ではない。あなたを支える仲間や先生方も待っています。三国丘高校には、あなたが成長するための環境があります。

 夏は各所で学校説明会が行われますが、高校選びで大事なことは数字では表現できません。どんな高校時代を過ごせるのか、納得するまで訊いてみることをお奨めします。中学3年生のみなさん!暑い日が続きますが、体調に気をつけてください。みなさんの希望が叶うことを心から祈っています。