久しぶりの投稿記事です。情報をくれたのは1年生の学年主任(数学科)です。まずは、私あてのメール文をそのまま紹介します。
先日、1年生の希望者対象に「数学の勉強会」を行いました。写真はその時の様子です。
中学生含む外部の方へのアピールにもなるかと思いますので、もしもよろしければ、校長先生のブログで紹介していただけると幸いです。
いやぁ、校長としてこんなに嬉しいことはありません。記事の内容に触れる前に、こんな風にして校長に情報をくれる教員がいる学校って素敵だと思いませんか?完全に手前味噌になっていますが、正直そう思います。学校に限らず会社でもスポーツチームでも何でもそうですが、ビジョンの共有が進んでいる組織は伸びます。もしかしたら、三国丘高校もグンと伸びるステージに入っていくんじゃないかと予感しています。みなさん、どう思いますか?
...と、自画自賛はこれくらいにして、今回紹介するのは、1年生の新規企画「数学の勉強会」です。私が、中学生やその保護者の皆様に一番言いたいのは、三丘生の特長を上手に活用した三国丘流の伸ばし方をしているということです。今回はその典型だと思います。
三丘生は、所謂、個人主義的な部分が非常に薄いと思います。何かを得た時、学んだ時、そのことを仲間と共有することに対して何の躊躇もありません。探究活動で協働することに慣れているのが理由の一つかもしれませんが、これは三丘生の特質だと思っています。今回の勉強会でも、そういった三丘生の良い点が出ました。1年生を担当している数学の教員は数人ですが、30人の生徒がもし一斉に質問に来たら手に負えなくなるのは明らかです。しかし、そうはならなかった。教えることも勉強だとわかっている1年生は、教え合いを通じて互いに学ぶことを自然に選んだ。この話は三丘生の良さを説明するための優れたエピソードと言えます。