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三国丘高校を代表しブーメランの研究班が"スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会"に参加!

 スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会は、全国からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)校が集う研究発表会です。文部科学省とJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)が主催し平成16年から続くこの伝統の大会に、本年度は221校が出場。勿論、三国丘高校も参加しました。

 三国丘高校から出場したのは「手作りブーメランの旋回条件」について研究した5名の生徒です。まずは、心の底から楽しそうな笑顔をご覧あれ!

 会場は、神戸国際展示場! 様々な博覧会が開催される聖地で元気溌剌、自信に満ち溢れたポスター発表を展開してきてくれました。

 折角ですので、この際、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)について軽くご説明させていただきます。SSHとは、国が、先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進する高等学校等であり、創造性・独創性を高める指導方法や教材の開発等の取組も進めています。現在、SSHの指定を受けている学校は全国で218校。大阪府立の高校は三国丘高校を含めて11校(富田林・四條畷・大手前・高津・岸和田・千里・天王寺・豊中・生野・住吉)です。

 この11校はいずれも、今回の令和5年度のスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表に参加しました。各校を代表する班が研究した分野は「生物」が最も多く5校、次が「数学」の4校で、三国丘高校が挑戦した「物理」分野は1校のみでした。この班の研究テーマは「手作りブーメランの旋回条件」。実は私、以前校内でポスター発表を見せてもらったことがあります。その時実際にブーメランを投げさせてもらったのですが、手首の力だけで軽く投げただけなのに、見事に旋回して手許に帰ってきました。あの感覚は忘れません。

 こんなにハイレベルの発表会に参加できるのは、物理班にとっても三国丘高校にとっても超刺激的な体験であり、そのこと自体が誇りだと思っています。SSHの指定には厳しい審査があり、合格しないと継続することはできません。三国丘高校は3期目の指定をいただいている学校ですので、これからも高いレベルの取組を継続し、SSH校の伝統を守っていきたいと思っています。先日ブログでご紹介した、NASA海外研修もSSH事業の一つです。

 三国丘高校では、近年、理系選択生徒数が増加傾向にあります。このブログをみている理系大好き中学生のみなさん!SSH指定校三国丘高校で研究に没頭する高校生活というのはどうでしょう?待ってるよ!