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大阪南エリア公立高校合同説明会にお越しいただき、ありがとうございました!

 8月26日(土)は朝から茹だるような暑さでしたが、堺市立堺高校で開催された「大阪南エリア公立高校合同説明会」にたくさんの中学生や保護者のみなさんがお越しくださいました。ありがとうございました!各校それぞれに工夫したプレゼンテーションや個別ブースを展開し、どの学校も賑わっていました。

 三国丘高校はプレゼンテーションを中心に実施しました。本校がめざすところや独自の教育活動、進学実績や授業の様子、部活動や探究活動など多岐にわたって説明させていただきましたが、ここでは、高校選びの考え方について、私が中学生や保護者の皆様にお伝えしたことを2つご紹介させていただきたいと思います。

 一つは「10年後の自分を想像してほしい」ということです。10年と言えば、高校・大学を卒業して3年目、大学院(修士)を修了した場合は働きだした年になります。生徒や学生という守られた立場ではなく社会人として独り立ちする過程で「自分は○○高校の卒業生で良かった」と思える高校を選んでほしいという意味です。三国丘高校は府立高校の中で2番めに古い学校です。その分同窓生もたくさんおられます。先日、90歳を目前にした本校卒業生の方と親しくお話をさせていただく機会がありました。その時に、人生を振り返って思うことは何かと質問したら「三国丘高校に進学して本当に良かった」としみじみ言っておられました。それはなぜか?という話の中で出てきたキーワードが人脈です。人脈なんて言うとダーティなイメージを持つ人がいるかもしれませんが、そういう意味ではなく、自分が生きてきた世界の中で同窓生(先輩)に可愛がってもらうことがたくさんあったということです。母校愛に満ちた方々がたくさんいる三国丘高校を選んだら、10年後にはきっと「自分は三国丘高校の卒業生で良かった」と実感できることがあると思います。

 二つめは「自分に合う校風の高校を選んでほしい」ということです。例えば、質実剛健を標榜し伝統を大事にした教育活動を多く展開する校風の学校もあるでしょうし、伝統的に自由を校風とした高校もあると思います。学力(成績)や高校卒業後の夢、部活動など高校選びの指標になるものはたくさんあると思いますが、その中に校風を入れるべきだと思っています。その理由は、高校生活に直結するからです。せっかく入学しても、こんなはずじゃなかったと感じながら高校時代を過ごすのは悲しすぎます。校風を知るためにも、各校で行われる学校説明会に是非参加してください。そして、直接在校生と話をすることが大事です。三国丘高校は11月11日(土)に学校説明会を開催します。この日は案内から質問対応まですべてを在校生が担当します。ご覧いただく学校紹介ビデオも生徒が作成したものです。因みに、三国丘高校が大事にしている心構えのことを三丘スピリッツと言います。その一つに「自主自立」があります。「自主自律」ではなく「自主自立」です。堺という土地柄もあると思いますが、すべてにおいて生徒が主役という考え方が定着しています。生徒が自らを律する「自律」ではなく、企画段階からすべてを生徒が責任をもって実行する、まさに生徒が自身で立つ「自立」が実践されている学校だと思ってください。学校説明会への参加申込は9月中に三国丘高校ホームページから手続きしていただけるようにします。是非お申し込みください。