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「推しの子」を教材に文化祭演劇講習会開催 多目的ホールに笑い声響く!

 今年度の文化祭は6月9日(日)と10日(月)の二日間開催されます。今日は、文化祭で演劇をするクラスの生徒を対象とした「文化祭演劇講習会」が開催されました。講師は三国丘高校61期生で劇団員の豊島勇士先生です。先生は、ニットキャップシアター「眠り姫」やカンパニーデラシネラ「椿姫・分身」、いいむろなおきマイムカンパニー「butterfly effect」など様々な舞台でご活躍中です。先生のプロフィールを見て驚きました。本校卒業後京都大学文学部に進み、在学中から劇団に所属し京都の小劇場に出演していたそうです。これぞ筋金入り!こんな人に指導してもらえる生徒は幸せだと思いました。

 先ほど多目的ホールに取材に行ったのですが、これまたびっくりでした。教材はマンガ「推しの子」で、課題は、監督役の生徒が俳優役の生徒に口頭で指示をしてポーズをとらせるというものでした。数人のグループワークですので、2~3人の生徒がマンガのシーンを再現したポーズを指示します。マンガにはストーリーがありますので、例えば泣いているポーズでもその理由によって表情や仕草の意味もかわってきます。凄いなぁ...と感心して見ていると、生徒から「校長先生も一緒にやりましょ!」と声を掛けられました。

 一瞬ためらったものの誘ってくれたことが嬉しくてホイホイと参加してしまいました。講師の先生に名前を訊かれ「みっちゃん」としてグループの仲間入りです。生徒会担当の先生がテープにマジックで「みっちゃん」と書いてくれ、胸に貼ってくれました。ポーズをとる役になったのですが、これが難しいんです。「口を開けて、隣の人を見下すように視線を向けて...」そう言われて頭が真っ白になりました。「もうちょっと見下ろして...」とか言われながら「そうそう、そんな感じ」と褒められた時は凄い達成感を感じました。

 この講演会は他にも、iphoneアプリ「騒音測定器」を使った発声練習や"本読み"、"立ち稽古"、"場面転換"といった本格的なものまで、全部で3時間の充実したプログラムです。文化祭で演劇(ミュージカルを含む)を披露するクラスは全部で16クラス(2年生と3年生の全クラス)です。いや~、今から本番が楽しみです。

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