この春から大きく変わったクラブがあります。剣道部です。今春本校に異動してきた保健体育課教諭、盛山先生の指導のもと新しい局面を迎えています。盛山先生は剣道の専門家で、高体連剣道専門部の役員を務める傍ら、府立学校の保健体育科教員に剣道の技術を教える講習会の講師も務めるほどの指導者です。毎日毎日パリオリンピックの話題に溢れていますが、オリンピック種目ではない剣道も部活動として、三国丘高校に深く根付いていることを知ってほしくて、この時期にこの記事を書くことにしました。
今や、どの高校でも同じ状況かと思いますが、剣道部はこの数年間、部員不足に苦しんでいました。そんな中、盛山先生を顧問に迎えたところ、なんと、女子の入部者が一気に増えました。新入部員たちは、はじめての公式戦にも出場し、勝負の厳しさや負けることの悔しさも経験したそうです。悔し涙を流す新入部員たちを見た時、盛山先生は"この子たちは必ず強くなる"と思ったそうです。
そんな剣道部の前向きさや勢いを表すようなニュースが飛び込んできましたので、ご紹介します。府立和泉高校と府立東百舌鳥高校を迎えて、本校体育館で行われた合同練習会です。本校の体育館は冷暖房完備ですので、熱中症を予防しながら集中した稽古をすることができます。
みなさん!盛山先生のもと、剣道にひたむきに取り組む部員たちのことを覚えていてください。がんばれ!剣道部