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先輩は心強い味方!進路交流会で76期生(京大生・阪大生)が熱いエール

 受験はしんどいに決まっています。でも、しんどいと思っているのは自分の心です。無責任な理想論を言うつもりは全くありません。正直、先輩たちの実践を真似するのは難しいかもしれませんが、受験に対する考え方を理解することはできると思います。私が思ったのは「意思の強さ」です。ガッツとかファイトとか言うことではなく、もっと冷静な意志です。具体的に言えば、自分の生活を自分でコントロールすることに関する意志の強さです。我々大人も学ばなければいけないことだと思いました。今日を境に何かが大きく変わるとは思っていません。しかし、放課後に3年生の教室を覗いたら、背筋を伸ばして受験勉強をしている人が何人もいました。76期生のエールが少しでもいいから77期生(3年生)の気持ちを動かしてくれていたら嬉しいなぁと思いました。忙しい中、後輩たちのために駆けつけてくれた76期生の3人の先輩方、ありがとうございました!みなさんの存在が、みなさんの経験が、みなさんの思いが「受験勉強はしんどい」「逃げ出したい」と思い悩んでいる受験生の心に届いたと信じています。

 

 今日来てくれたのは、今春本校を卒業した76期生の3人です。京都大学に進学した先輩が2人と大阪大学に進学した先輩が1人です。進路指導担当の森本先生からの質問に答えるスタイルで進行する進路交流会に参加しながらメモを取りました。私が印象に残った部分を書き出しますので、3年生のみなさんも読んでみてください。

○ 規律ある生活をすることが大事。一方で、友だちとの何気ない会話はマインドリセットになる。

○ 学校に来て友だちと他愛のない話をすることで救われた部分がたくさんある。

○ 自分一人で完結するのではなく友だちと楽しみながら競うのも良い勉強法。例えば、ネットで探し出してきた問題を速く解く競争などは楽しかった。

○ 完璧な状態で模試に臨める人は一人もいない。判定を気にし過ぎることは不要。

○ 模試が終わったらすぐに復習することをルール化すべき。月曜日から1日1教科ずつ復習する。

○ アウトプットの勉強法も効果的。即ち、誰かに説明をするということ。

○ 誰かがいなかったら、そのつもりになって、仮想の相手が納得できるように説明する。

○ どうしても調子が悪いときは、思い切って寝る

○ 志望校に迷ったら大学に行ってみる。将来のことを見据えて決めないと必ず後悔する。

○ 勉強させてもらえることはありがたいこと。周りの人への感謝は言葉でしっかり伝えること。

 最後に、私から3年生にひと言。あなたの心の中にはネガティブな自分が住んでいます。「受験に失敗したらどうしよう?」とか「志望校を下げたら楽になる」とかいう声が聞こえてきます。が、それって本当にあなたですか?もしも、今だけ違う自分が心の中に住んでいるとしたら、そんな人に大事なことを決めさせて良いんですか?小学校、中学校、高校と育ってきた自分を振り返ってみてください。勉強に限らず、どんなことにも一生懸命取り組んできた自分に問いかけてみてください。「あなたは、本当はどうしたいの?」その答えが、あなたが進むべき道です。みんなが悔いのない進路選択をしてくれることを願っています。

 

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