中庭につづく赤絨毯の通路の両側と玄関の事務室前に、真っ赤なポインセチアの鉢植えが置かれました。置いてくれたのはPTAのみなさんです。確か2年前だったと思います、PTAの会議で"鉢植えの花を校内に置きたい"という提案がありました。そのとき私が思ったのは、そんなところまで心を配ってくださるPTAは非常に稀だろうということでした。とても嬉しかったのを覚えています。
お言葉に甘えて以来毎年この時期になるとたくさんのポインセチアを置いてくださっています。PTAのポインセチアは、いまや、三国丘高校の風物詩になっています。写真をご覧ください。
私は思うんです、ポインセチアは保護者の想いなんじゃないかと...。3年生は受験を目前にして思い悩むことが多くなる時期です。月曜日に登校してこのポインセチアを見たら、きっと心が安らぐと思うんです。一瞬でも"綺麗だな"と思ってくれたら、ほんの少しでも心が軽くなるんじゃないかと想像したらワクワクしてしまいます。期末考査中なので、1,2年生も、花を見て頑張ろうという気持ちになってくれたら嬉しいです。保護者(親)って、いつも、三丘生(子)のために何かしてあげたい...と願っている生き物かもしれません。でも、高校生ともなると、その思いと子どものニーズが一致するのは難しいものなんじゃないかと思うんです。どうですか?
もし、そうだとしたら、この取組はすべての生徒に対して保護者からのメッセージを発信する、素晴らしい方法だと思います。ありがとうございます。