まずは写真をご覧ください。どうです?このお弁当...
ホンマに絶品でした!お出汁の優しい味が心に沁みました。次の写真をご覧ください。
そうです。1年生が調理実習で作ってくれたお弁当です。昆布とかつおから出汁をとるところから作った肉じゃがが最高に美味しかったです。みなさん、コンビニで売っているような市販の弁当を食べて喉が渇いたなぁと思ったことはありませんか?ただ調味料の味が濃いだけで、美味しさを感じられない食べ物が溢れている中、このお弁当は食べ物の本当の美味しさを思い出させてくれる味でした。インスタント食品に慣れている若い人たちはどう感じるのかわかりませんが、私のような昭和生まれは、子どもの頃に食べた懐かしい味を想い出します。あの頃の記憶まで蘇ってきそうな味でした。感動です!
三国丘高校は本年度、新卒新任の家庭科の先生を迎えました。いろんなことに積極的にチャレンジしてくれる素晴らしい先生で、先日の授業観察の時には出汁の飲み比べをする授業を見せてもらいました。昆布だし、かつおだし、合わせだし、その他にもありました。あの授業がこの調理実習に繋がっているんだとわかったら、凄く嬉しくなってきました。家庭科の授業が三国丘高校の特色の一つになると確信しました。調理実習は各校で行われていると思います。それぞれにねらいがあって実施されるものだと思いますが、今年度の三国丘高校では伝統食材の味や調理法に着目して教えてくれたということです。素晴らしいことだと思います。
もちろん肉じゃがも美味しかったんですが、私がびっくりしたのは、お弁当の写真の左上に写っているものです。みなさん、何だと思いますか? 答えは「ふりかけ」です。"だしがら"で作ったそうです。歯ごたえがあって香ばしくて...市販のふりかけは何だったんだ?と思うくらい、もう最高でした!
中学生のみなさん! 最後にこの写真を見てください。 三国丘高校でみなさんを待っています。