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たこ焼き?お雑煮?... 国際交流って、そこまでやるの!

 みなさん! ご無沙汰です。

 実は府立学校全体のシステムトラブルで、しばらくの間、校長ブログが書けない寂しい日々を過ごしていました。実はまだちゃんと復旧していないのですが、情報の北野先生に無理を言いまくって、今日やっと書けるようになりました。折角なので、先に北野先生の自慢をさせてください。

 高校のカリキュラムには「情報」という教科がありますが、すべての府立高校に情報専門の先生がいるわけではないんです。「情報」の授業を講師の先生にお願いしている学校もたくさんあります。そんな中、三国丘高校には情報専門の北野先生がいます。教科「情報」の先生方の中でも指導的な立場にある北野先生は、研修講師をつとめるほどの先生です。共通テストに「情報」が追加されたことはみなさんご存じかと思いますが、そういった意味でも北野先生は三丘生にとって力強い味方と言えます。

 さて、本題です。ちょっと遡ってしまうのですが、1月22日(水)に、台湾から復旦(ふだん)高級中学校が来てくれました。国際交流については校長ブログで何度もご紹介しているので、どんな感じかよくわかっていただいている方が多いかと思いますが、実は進化しているんです。写真をご覧ください。

 吹奏楽部の演奏会や理化部の実験など部活動単位の交流は勿論、クラス単位の交流も充実しています。今回は、たこ焼にお雑煮、折り紙など日本や大阪の文化を伝えるプログラムも加わりました。復旦(ふだん)高級中学校は三国丘高校のほかにも訪問した高校があったらしいのですが「三国丘は楽しかった」と言ってくれる生徒がたくさんいました。

 この日参加した三丘生(天文部)にお願いして感想を寄せてもらいました。私が書く文章の何倍も実感が籠っていますので、是非読んでください。

 昼食交流では、初対面なのにそうでないかのように仲良くなり、楽しく英会話をしました。その後、私のクラスでは日本文化についてクイズを交えながら紹介し、文化交流ができるよう工夫した"爆弾ゲーム"を行いました。復旦高級中学校の生徒も三国丘高校の生徒も楽しみながら交流ができていました。クラスの交流の後、部活動を紹介しました。天文部やなぎなた部などを見てもらいました。天文部では、望遠鏡で葉が見えるようピントを合わせて見てもらいました。鉱物標本も見てもらいました。とても楽しそうでした。その後に行われたセレモニーでは記念品の交換や吹奏楽部の演奏を聴いてもらいました。台湾の人たちに感想を聞くと、とても楽しくて、私たちのためにいろいろ準備してくれたことに感謝します、ありがとう!と言ってくれました。

 三国丘高校は、他校機会が多い学校だと思います。学校に来てもらうだけじゃなく、外国に行く「海外研修」も充実しています。SSH指定校として行くNASA研修は、これに魅力を感じて三国丘高校を志望したという生徒が毎年何人もいるくらい有名です。その他にもオーストラリア、フィリピン、台湾と海外で学ぶ多くのプログラムを用意しています。私たち三国丘高校の教員は、それぞれの生徒が自らの希望進路を実現するための教科指導は当然ですが、視野を広げて、希望進路(大学)の先の夢を見つけるための海外研修や国際交流などの取組も大事にしたいと考えています。高校時代に自分を変えるような新しい出会いが欲しい中学生は、三国丘高校も視野に入れてみてはどうでしょう。

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