三国丘高校の教員が一人、JENESYS2025日本青年教育関係者訪中団の一員として1週間中国を訪問し、中国の教育について学んでいます。今回の訪中団に参加しているのは、全国から選ばれた教員50名。大阪からの参加は本校教員を含めて3名です。写真と文章を送ってもらったので紹介します。最初の写真は、万里の長城です。とてつもなく長いそうです。もう少しアップの写真もあったのですが、階段の傾斜がハンパなかったです。
プログラムの内容をレポートしてくれたので、紹介します。結構ハードなスケジュールのようです。
中国の日本大使館を訪問し、広報官公使の方の講演をいただきました。ご自身の経験や日中関係などについてのお話をいただきました。その後は宋慶齢青少年センターに行きました。キッザニアと万博の日本館を混ぜたような施設で子どもたちが理系分野の体験ができる施設です。
夕食は北京ダックの有名な老舗店全聚徳王府井店に行きました。中国の友好協会のトップの方や大使館の職員の方、訪問予定の中学校の校長先生などが来てくれました。生まれて初めて北京ダックを食べました!美味しかったです。先ほどホテルに戻りましたが、予定が一日びっしり詰まっています。明日は学校訪問と中国の先生たちとの交流会です。
午前中は、北京市内で唯一日本語の教科を学べる月壇中学校に行って来ました。中高一貫校です。週5時間日本語の授業を受けているとのことです。学校案内は高校3年生が日本語でしてくれました。
午後は教育関係者と座談会です。通訳の方を交えながら、私のグループはキャリア教育について話し合いました。中国でも大学に入るための勉強というより将来の自分の姿を見据えて高校、大学でどのようなことを学んでいくかを考えさせるためにどのような取り組みをしていくべきかという課題を感じているとのことでした。
座談会のあとは場所を移して立食パーティをしながら交流を続けました。そこではあまり堅苦しくない話をしながら親交を深めることができました。
写真に写っている学校の門構えにびっくりしました。日本の大学に近いような気がします。校内の設備も整っているんだろうなぁと思いました。訪中団は9月27日(土)に帰ってくるので、土産話を楽しみにしています。