6月25日から27日まで東京で開催されました平成25年度全国特別支援学校長研究大会に参加しました。今年度の研究テーマは「インクルーシブ教育システムの構築を目指した特別支援学校の経営の在り方」でした。全国から集まった校長とさまざまな会議で情報の交換と協議を重ねるとともに、文科省行政説明や特別講演もプログラムされており、大量の情報を得ることができます。この情報を集約整理し、本校の課題を明確化し取り組むことが重要です。今年もさまざまなヒントをいただきましたので、来年度学校経営計画などに組み込み、よりよい教育活動の実現に努力しなければなりません。また、今年は、全特長ビジョンも発表されました。内容は以下の通りです。このビジョンをしっかりと理解し、実現に向けて頑張らなければなりません。
① 特別支援教育の推進に基づく共生社会の実現
② 学校と関係機関等の連携推進による総合的な支援体制の充実
③ 卒業後の自立と社会参加を実現する教育の推頑
④ 地域に根ざし、地域に信頼される特別支援教育センター的機能の発揮
⑤ 生きる力を育み、確かな学力の伸長
⑥ 専門性の高い教職員の確保と育成
⑦ 誰もが理解し、共感できる教育の推進
⑧ 特別支援教育制度等の一層の充実
⑨ 子どもの可能性を最大限に引き出す、特別支援教育
⑩ 【東日本大震災を教訓とした特別提言】障がいのある子どもたちが住みやすい安全な街は誰もが安全な街であることの意識化