卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。
そして、保護者、ご関係の皆様、本日は
誠におめでとうございます。ただ今、卒業生の
皆さん一人ひとりに卒業証書をお渡し
いたしましたが、私にとりましても非常に
感慨深いものがあります。
皆さんとは、わずか二年間だけの
お付き合いでしたがその成長ぶりには
目を見張るものがありました。
この一年を振り返ってみますと、
運動会では、小学部の皆さんは一人ひとりの
課題に挑戦しました。
中学部の皆さんは一人ひとりの
役割を立派に果たし集団演技の美しさを
発表しました。
どの発表にも素晴らしい感動をいただきました。
もみじフェスタの発表には
『感動をありがとう』と言わせていただきます。
演技をなし終えた後の皆さんの表情は
晴れ晴れとした充実感
満足感にあふれていました。
そうした中でも一番の想い出は、何と言っても
修学旅行ではないでしょうか。
小学部は姫路セントラルパークで
いろいろな動物たちとの触れ合いを楽しみ
倉敷では情緒あふれる街並みを楽しみました。
中学部は乗馬を経験しましたね。
いままで見たことのない世界を見渡し
最高の気分を味わえたのではないでしょうか。
この体験はこれからの皆さんにとっての
大きな財産のひとつです。
さて、四月には、小学部・中学部での
思い出を胸に進学ですね。
新しいお友達と先生が待っています。
新しい仲間と仲良く元気に勉強にも遊びにも
頑張ってください。
ご家族の皆さんも君たちが元気で充実した
学校生活を送ることを楽しみにしておられます。
学校でのお話を家族の皆さんにいっぱい
聞かせてあげてくださいね。
保護者の皆様、いよいよお子様が
ご卒業される時がやってまいりました。
さまざまなご苦労を乗り越えられ、わが子を支え
育まれたことに敬意を表しますとともに
これまで暖かいご理解とご支援を
いただきましたことに、厚くお礼を申し上げます。
これから新しいステージでの生活が始まります。
不安なこともおありかと思いますが、
お子様の力を信じ、ともに成長を見守り続けて
いただければと思います。
在校生の皆さん、先輩が卒業していかれます。
心からお祝いするとともに
今まで共に築いてきた
「心の繋がり」を大切にしながら
上級生として新入生を
リードしていって欲しいと思います。
最後に、卒業生の皆さんのご健康とご多幸を
心からお祈りいたしまして、
「はなむけのことば」といたします。