3年生が田辺聖子文学館ジュニア文学賞優秀賞受賞!

220日、田辺聖子文学館ジュニア文学賞が発表され、短歌部門で本校3年生の作品が優秀賞と佳作に選ばれました。

 

本文学賞は、大阪樟蔭女子大学田辺聖子文学館が中高校生を対象に実施しているものであり、今年6回目を迎えます。応募総数は26,137作品。短歌部門への応募は、高校生4,375点中学生3,221点でした。最終選考に残った作品から、部門ごとに最優秀(各ジャンル1作品)、優秀(各ジャンル若干名)、田辺聖子賞(最優秀から1作品)が選ばれ、その他が佳作となります。

 

本校生は、今年度初めての応募で賞をいただきました。二作品はいずれも、日常生活の中で何気なく見過ごしてしまう瞬間を、若々しい感性でとらえ、印象的なリズムと表現で切り取っています。

大学受験を控えた本校生が、ひとや自然との関わりの中で喜びを感じるとともに、その気持ちを個性的に表現する力を身につけてくれていることをうれしく思いました。二人の作品を次にご紹介します。

 

 

寒椿いつ咲くのかな待つよりもほほ笑みかける他の花を、でも    (優秀作品)

 

大人っぽい女性が好きだと君が言う小さい私は必死に背伸び     (佳作)