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[FSG]先輩発表交流と実験ワーク「プラスチック問題について」

①(前半)先輩FSG生徒が昨年研究した内容の発表

パワーポイント、ポスター、事前動画などでそれぞれの研究の要点を話てもらいました。

その後各研究班ごとにテーブルに分かれ、新しいメンバーがそれぞれの班を回って話を聞いたり、質問したりする時間をとりました。

生徒の感想から、「研究の考え方がよくわかった」「自ら課題を探し研究することは大変そうだが、メンバーとして課題と向かい合っていきたい。」など、これからの意欲がわいたようでした。

今後、先輩の研究を引き継いだり、自分でテーマを探して研究活動へとつなげていきます。

②(後半)講義、ワーク

「プラスチック問題」「海洋プラスチック問題」とはどういうことだろうか?

という問から自分の知っていること、考えていることを書き出し、周りと意見交換を行いました。

その後、講義で海洋プラスチック問題の現状について確認しました。知っているようで知らないことがありました。

また、その問題を考えるときに、どういう観点から考えるか?「経済?環境?社会?」見え方が違ってきます。多面的に・多角的に考えることの重要性をこの「プラスチック問題」においても、改めて再認識しました。

また、問題だけでなく「プラスチック」の化学物質としての性質、種類について確認しました。

③実験ワーク

(ア)実際にプラスチック(ナイロン66)を作ってみる

2種類の液を混ぜ、浮き出てきた繊維状の白いもやもやをピンセットで引き上げ、試験管に巻き付けていきます。

簡単に、プラスチックの繊維ができることから、取扱いの簡単な素材として利用が広がっていったことを学びました。

(イ)身の回りにあるプラスチック素材を判別する方法について

身の回りにあるプラスチック PE、PP、PS、PET、PVCなどの燃え方の違いや比重の違いによる素材の分別方法について、実験を通して学びました。

講義のようす

プラスチック繊維を作る実験、液体の中から巻き上げていく

p02.jpg

<参考:ブログ記事>

FSGについて

2020年度の活動から「マイクロプラスチック問題研修」

活動①「石川県立大学研究室オンライン訪問」

活動②「フィールドワーク:浜辺で採取」

活動③「大阪市立大学環境科学研究センター訪問と分析」