5月25日(土)にFSG14名で大阪市立自然史博物館を訪問しました。
常設展や特別展の見学をし、松本吏樹郎(Rikio Matsumoto)氏と主任学芸員による講演を聞かせていただきました。
講演の内容:
・昆虫の分類や採取のときのポイントについてレクチャー
・自然史学物館(学芸員)には今の自然の状態を記録する役割があること
・海外での昆虫採集と標本づくりについて
・クモヒメバチの研究について(クモヒメバチは雲に寄生し、エネルギーを吸い取る。)
生徒からの質問(一部抜粋):
①調査は田舎でやるものではないのか?
②なぜ昆虫だけが多様なのか。
③どの昆虫がいたかではなく、どのくらいの数の昆虫がいたかをしるにはどうしたらよいか。
④溶存酸素でいきる水生生物について
講演後:
昆虫標本の回りに多くの生徒が集まり、学芸員の方々に多くの質問をしていました。また学校の昆虫標本をつくろうとしている生徒は、昆虫の採取の仕方やそのルールについて学びが多かったようです。
全体の研修後にある生徒が博物館内の学芸員の方に質問をしていました。その生徒は古い日記からその当時の気候を予測するという研究をしています。日記で足りない根拠をどのように集めればよいか相談していました。課題を「自分ごと」としてとらえ、この機会をしっかりと活かしていました。