兵庫県播磨科学公園都市にあるSPring-8は、世界最高クラスの輝度を誇る放射光を発生させる大型研究施設で、物質科学や地球科学など様々な分野に応用されています。ビデオと講義による施設説明を受けました。高校1年生にとっては難しい内容でしたが、理解しようとする姿勢が見られました。その後の見学では、施設が休止していたため、内部をくまなく見ることができました。電子を曲げたり加速させたりする装置を目の当たりにし、その規模に生徒たちは驚いていました。また、施設が非常に広大なため、多くの自転車が移動用に置かれていることにも感心していました。見学の最後には、タンパク質の研究に関する講演を聞きました。放射光と生物研究は一見関係がないように思えた生徒も多く、研究の奥深さを実感していました。