7月21日から24日までの4日間、SSH四国研修を実施しました。今回の研修では、徳島大学先端酵素学研究所、むろと廃校水族館、高知大学海洋コア国際研究所、高知県立牧野植物園、香川大学国際希少糖研究教育機構を訪問し、生化学や海洋科学、地球科学、植物科学など幅広い分野について学びました。
初日に訪問した徳島大学先端酵素学研究所では、タンパク質に関する講義や実験を体験しました。普段の授業では扱うことの少ない研究内容や実験機器に触れ、生徒たちは研究の最前線を実感している様子でした。



2日目のむろと廃校水族館では、館内見学やウミガメの甲体測定、ウミガメに関する講義を受けました。生徒たちは海洋生物や環境保全について学ぶとともに、廃校水族館ならではの工夫を凝らした展示にも興味を示していました。最後にはウミガメの放流も行い、自然とのつながりを感じる貴重な体験となりました。


3日目の午前には高知大学海洋コア国際研究所を訪問しました。海底のボーリング調査で採取されたコア試料の保管施設を見学したほか、コア試料の採取体験や地層変動のシミュレーション実験、3Dモデル作成などの実習を行いました。また、研究者や大学生との交流を通して、研究の魅力や進路について考える機会にもなりました。


3日目の午後は高知県立牧野植物園で研修を行いました。界面活性剤の働きに関する実験やそれらと同じような性質を持つムクロジという植物を利用した実習を通して、身近な自然の中にある科学について学びました。その後の園内見学では、さまざまな植物を観察しながら、自然への理解を深めました。
最終日は香川大学国際希少糖研究教育機構を訪問しました。希少糖に関する講義を受けた後、研究施設や生産設備を見学し、研究成果が社会で活用されるまでの流れについて学びました。質疑応答では多くの質問が出され、生徒たちの関心の高さがうかがえました。
4日間を通して、生徒たちはさまざまな研究分野に触れ、多くの研究者や大学生との交流から刺激を受けていました。教室では得られない経験を積み重ね、探究心をさらに深めることができ、充実した研修となりました。
