<2学期期末考査>
本日より2学期期末考査が始まります。
考査は12日(月)までですが、本当に月日が経つのは早いものです。今年は特に痛感します。
何かに必死に取り組んでいても、ただボーッと1日を過ごしていても、同じ24時間です。みなさんはどちらを選択しますか。すべての生き物に共通なことは休養をとることです。人も同じです。1日ボーッとしておきたい日もあっていいです。しかし、やることをやったうえで・・・という条件つきですが。
さて、2学期の成績が左右される考査です。もちろん成績は考査の点数だけだはなく、平常の提出物等も考慮されますし、授業中の取り組みにも左右されるものです。後悔のないように受験してください。そして、しっかりと事前準備をしてください。
全て自分に返ってくることです。そして、上手に切り替えをして挑んでください。考査の時期になると、徹夜をする人も増えると思いますが、決していいことではありません。少なくとも、脳にはいい影響はないでしょう。脳にも適度な休養は必要なのです。学習は計画的に・・・
<国際交流>
さて、12月14日ですが、オーストラリアからの若者がこの島本町にやってきます。本校でも午後から受入をして、交流を行いますが、まだ希望者が少ないようです。英語ができないとダメなの・・・そんなことはありません。大切なことは
「やってみよう」という挑戦する気持ちと
「物おじしない」心
ではないでしょうか。グローバル化と言われて久しいですが、グローバルとはコミュニケーションを積極的にとろうとする人間性ではないでしょうか。必要に迫られれば英語は勉強するでしょうし、他の言語も学習しようと思うはずです。
しかし、人と関わろうとする気持ちは、自分の内にあるはずです。その気持ちを呼び覚ましてください。積極的な人を待っています。きっと楽しい時間を過ごせるはずですし、いい経験になるはずです。
<コミュニケーションとは>
ではコミュニケーションとは何でしょうか。最近はメールやLINEが会話ツールになってしまっている人が多いのではないでしょうか。
仕事をする場合もそうですが、相手がどんな仕事をしているかを考えずに、自分の動きを中心にしてしまう人がいます。電話をする際でも
「今お電話よろしいでしょうか」
という一言があるかどうかで印象が変わるものです。また、相手の様子を全く考えずに話しかける場面もあります。余程の休養であれば別ですが、
「ちょっと待てよ」
という気持ちが必要になる場面もあります。そんな優しさをもちながら、相手との対話を交わすのがコミュニケーションではないでしょうか。一方的に自分のことを押し付けるのはコミュニケーションではないですよね。
メールやLINEも同じです。何か重要な件もメールで送って終わりということはないですか。
「もちかしたら、メールが届いていない」
「もしかしたら、メールを見ていないかもしれない」
という前提は絶対に必要です。そこで必要になるのが「対話」ですよね。「あのメール見てくれましたか」とか「メールで送っておきました」という一言があるかないかでも、印象が大きく変わるものです。特に働き出して、上下関係のある人には重要になります。
人のコミュニケーションの原点は「会話」のはずです。どんなに文明が発達しようが、「会話に勝るコミュニケーションツールはない」のではないでしょうか。
ですから、皆さんも面倒くさがらずに「話をする」、話したい相手のところに足を運んで「話をする」ということを忘れないでください。
少し話がそれました。いろいろと伝えたことはありますが、最後に一つだけ、メールやLINEで抱く印象と、会話を通して抱く印象。また、人づてに聞いた際の印象と、お互いに会って話をした際の印象。全て異なります。すべての価値観は他人を通して得るのではなく、自分の目で得てください。
さあ、考査がんばりましょう。