12月6日(火)

<2学期期末考査>

本日より2学期期末考査が始まります。

考査は12日(月)までですが、本当に月日が経つのは早いものです。今年は特に痛感します。

何かに必死に取り組んでいても、ただボーッと1日を過ごしていても、同じ24時間です。みなさんはどちらを選択しますか。すべての生き物に共通なことは休養をとることです。人も同じです。1日ボーッとしておきたい日もあっていいです。しかし、やることをやったうえで・・・という条件つきですが。

さて、2学期の成績が左右される考査です。もちろん成績は考査の点数だけだはなく、平常の提出物等も考慮されますし、授業中の取り組みにも左右されるものです。後悔のないように受験してください。そして、しっかりと事前準備をしてください。

全て自分に返ってくることです。そして、上手に切り替えをして挑んでください。考査の時期になると、徹夜をする人も増えると思いますが、決していいことではありません。少なくとも、脳にはいい影響はないでしょう。脳にも適度な休養は必要なのです。学習は計画的に・・・

<国際交流>

さて、12月14日ですが、オーストラリアからの若者がこの島本町にやってきます。本校でも午後から受入をして、交流を行いますが、まだ希望者が少ないようです。英語ができないとダメなの・・・そんなことはありません。大切なことは

「やってみよう」という挑戦する気持ちと

「物おじしない」心

ではないでしょうか。グローバル化と言われて久しいですが、グローバルとはコミュニケーションを積極的にとろうとする人間性ではないでしょうか。必要に迫られれば英語は勉強するでしょうし、他の言語も学習しようと思うはずです。

しかし、人と関わろうとする気持ちは、自分の内にあるはずです。その気持ちを呼び覚ましてください。積極的な人を待っています。きっと楽しい時間を過ごせるはずですし、いい経験になるはずです。

<コミュニケーションとは>

ではコミュニケーションとは何でしょうか。最近はメールやLINEが会話ツールになってしまっている人が多いのではないでしょうか。

仕事をする場合もそうですが、相手がどんな仕事をしているかを考えずに、自分の動きを中心にしてしまう人がいます。電話をする際でも

「今お電話よろしいでしょうか」

という一言があるかどうかで印象が変わるものです。また、相手の様子を全く考えずに話しかける場面もあります。余程の休養であれば別ですが、

「ちょっと待てよ」

という気持ちが必要になる場面もあります。そんな優しさをもちながら、相手との対話を交わすのがコミュニケーションではないでしょうか。一方的に自分のことを押し付けるのはコミュニケーションではないですよね。

メールやLINEも同じです。何か重要な件もメールで送って終わりということはないですか。

「もちかしたら、メールが届いていない」

「もしかしたら、メールを見ていないかもしれない」

という前提は絶対に必要です。そこで必要になるのが「対話」ですよね。「あのメール見てくれましたか」とか「メールで送っておきました」という一言があるかないかでも、印象が大きく変わるものです。特に働き出して、上下関係のある人には重要になります。

人のコミュニケーションの原点は「会話」のはずです。どんなに文明が発達しようが、「会話に勝るコミュニケーションツールはない」のではないでしょうか。

ですから、皆さんも面倒くさがらずに「話をする」、話したい相手のところに足を運んで「話をする」ということを忘れないでください。

少し話がそれました。いろいろと伝えたことはありますが、最後に一つだけ、メールやLINEで抱く印象と、会話を通して抱く印象。また、人づてに聞いた際の印象と、お互いに会って話をした際の印象。全て異なります。すべての価値観は他人を通して得るのではなく、自分の目で得てください

さあ、考査がんばりましょう。