平成29年1月10日(火)

<あけましておめでとうございます>

既に2017年が始まり10日を経過しています。遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

今年は、非常に暖かい気候で幕を開けました。自分自身にとっては、年末年始にラグビーの全国高校総体がありましたので、その間は年を越した・・・というイメージは全くありませんでした。

1月7日(土)に花園の決勝を終え、その後東京で指導者研修会に出て、ようやく今日年が明けたと思えるようになりました。

気づいたら、本日は平成28年度3学期始業式です。時間というのは面白いもので、その人の感じ方一つで早くなったり、遅くなったりします。その意味では、3年生はこの3年間をどう振り返ることになるのでしょうか。

やり残したことのある高校生活なのか、それとも精一杯取り組んだ高校生活だったのでしょうか。もう高校生活は取り戻すことができません。であれば、残された高校生活を精一杯送ってもらえればいいのかな、と感じます。悔いを残さないようにしてください。

1・2年生は、次の学年へのステップになる学期です。やはり振り返りは必要です。何が成功し、何を失敗したのかをしっかりと理解し、分析しながら新しい学年に移行できるようにしてください。

<成人式>

昨日は成人式でした。毎年のことですが、成人式の翌日に新成人の話が飛び込んできます。

成人式の式典の際に・・・、成人式の後に新成人が事故に・・・そんな暗いニュースが多いのも事実です。20歳になるということは、その時点で責任が伴ってくるということです。当然ですが、今までは名前が出ていなかった事案でも名前が出るようになります。、

これは18歳で就職する人も同じです。自らの責任で仕事をこなすわけですから、いい加減なことはできないはずです。

そんな中でも、いいニュースもあります。成人式後に式典会場付近を清掃する新成人がいたというニュースです。一生に一度のことですから、いろいろな思いを抱きながら当日を迎えはずです。その場で、会場を汚すようなパフォーマンスもあったかも知れません。

ここで終わらないのは20歳の自覚です。自分で汚したのだから、自分たちで清掃する。「当たり前のことを当たり前」にできるのです。求められているのはここではないでしょうか。これから先、いろいろな事を経験し、身につけていくことと思います。

だからこそ、高校生活の中でしっかりと身につけておいて欲しいことがあるのです。それは「人間性」と「当たり前のことを当たり前にできる行動力」です。年が明けるにあたり、一度考えてみて欲しいことです。

さて、では今日からしっかりと取り組んで行きましょう。