6月28日(水)

<指名補習中>

今週の金曜日から期末考査が始まります。今は、指名補習の最中です。泣いても笑っても、1学期の成績を握るのはこの期末考査と言えるでしょう。中間考査で不振科目を抱えている人は、今日と明日の時間を使って、今できる最善のことをしてください。

もちろん、指名補習になっていない人もいますし、その人たちは「何が分からないのか」ということを把握することが重要です。一番困るのが「何が分からないのか分からない」ということです。学習のしようもないですね。その時は「一からやり直し」をすることをお勧めします。考査も、授業で学んだことが出ますので、基礎的な部分をしっかりと繰り返すことで、ある程度の点数は見込めるはずです。ただし、ケアレスミスには注意が必要です。

さて、3年生は重要な成績です。100点法での成績はもちろんですが、進路に活用される仮評定も算出されます。そして、評定平均が出てくるのです。指定校推薦を考えている人は、その結果いかんでは、推薦基準に満たない場合も出てきます。もちろん、校内選考もあります。これは就職も同じです。最後まで諦めない心を持って取り組んでください。好結果を期待しています。

<民生委員・児童委員との懇談>

昨日地域の方と話をする機会がありました。この島本町内の児童・生徒を見守っている方たちです。よく、小学生が下校する際に横断を注意されている人がいますよね。高校生も見てくれています。当然、交通マナーであったり、通学の様子だったり、遅刻している人の様子だったり、色々です。

また、その後島本町社会福祉協議会の集まりがあり、そこでも色々な話をしていました。福祉って一言で言いますが、何でしょうか。例えば、今朝の新聞でも飛行機に搭乗するのに、車いすの方は乗せられません・・・というようなニュース報道がありました。???がつきます。

そこで皆さんに考えて欲しいのです。駅のホームで白杖を持っている人が転落する事故が相次ぎましたが、皆さんはそこでどう声を掛けますか。それとも声を掛けませんか。ちょっとしたことです。「何かお手伝いしましょうか」というたった一言で、自分も相手も素敵な気持ちになれるはずです。

人と人との関わりが希薄になってきた現在で、コミュニケーションを図る術が見失われているのです。大切なのは「心」の部分です。ちっとした「やさしさ」が欲しいですね。

通学途中でも同じです。自転車に乗っている人は「車の邪魔にならないかな」「歩いている人に危害を加えないかな」とか、歩いている人も「道に広がったらダメだな」「車が後ろから来ないかな」という気遣いがあればいいのです。雨の降っている日なども、狭い道を歩いている際に「傘が邪魔にならないかな」と感じて「傾き傘」をするだけで気持ちが伝わります。自分よりも年齢が下の人にも、同じ優しい気持ちを持って接して、住んでいる人皆が笑顔になれる町にして欲しいですし、学校内でも同じ気持ちを持って欲しいです。地域や社会を形成するのは、他でもない皆さん自身です。

と少し感じたことを書きました。皆さんも「福祉」や「人権」について真剣に考えてください。