10月5日(木)

<薬について>

皆さん薬について考えたことがありますか。今はインターネットでも薬が購入できるようになって、身近なものと感じているかもしれません。反面、安易に薬に頼ることも多いのではないでしょうか。

先日、薬のことに関して、薬剤師さんから話を聞く機会がありました。その際に言われていた、薬を飲む際の7つの約束があるそうです。知っていますか。

①毎日決まった時間に飲む

②飲む量を守る

③病気が治ったと思っても決められた日まで薬を飲む

④他の人からもらって飲まない

⑤他の人にあげない

⑥以前の病気のときにもらった薬は飲まない

⑦きちんと整理して保管する

さて、守っているでしょうか。良く聞く話で、大人の薬を子どもだからと半分にして飲ませたってことがあります。皆さんも聞いたことがあるはずです。身近で良く使うと言えば、胃薬とか頭痛薬でしょうか。私も聞いてびっくりしたことですが、今バファリンと一言で言っても9種類も出ています。そして、使い方とか入っている成分も異なり、使える年齢も決まっているそうです。そんなに種類があったんだ、と驚きでした。そして、その時に思ったのは、外箱や中に入っている説明書は読むものだ、ということです。皆さんも、しっかり読んでから使ってください。

さて、本校でも今後薬物乱用防止に関する話をする機会があります。2年生は薬剤師さんから聞くのですが、例えば禁止薬物のことがあります。危険ドラッグのこともあります。騙されないように、というのはもちろんですが、常備薬でも飲みすぎする「立派な薬物乱用」になるのです。正しい知識を身につけてください。

ちなみに、医薬品は2つに分類されます。一つは要指導医薬品で、もう一つは一般用医薬品です。この一般用医薬品もいくつかの種類があります。知っていますか。

要指導医薬品・・・約20種類が指定されています

一般用医薬品・・・第一類から第三類まであります

 ※第一類:安全性上特に注意を要するもので薬剤師さんが対応するもの

 ※第二類:風邪薬や解熱鎮痛剤などの市販品で薬剤師さんまたは登録販売者が対応するもの

 ※第三類:ビタミン剤や整腸剤などの市販品で薬剤師さんまはた登録販売者が対応するもの

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、高校生アスリートも登場するかもしれません。実は、第三類のビタミン剤などにも、ドーピングに抵触するような成分が含まれている可能性があります。使用する際には、薬剤師さんに頼るのが重要になりますね。今日はちょっと身近な薬の話でした。

<考査1週間前>

明日から考査1週間前に入ります。もう準備に入っているでしょうか。以前、遅刻の話をしましたが、遅刻をすることは授業中に教室に入ることになりますので、他の人たちにも迷惑をかけることになります。また、自分自身のことを考えると、その時間の授業が欠けることになるのですから、当然先のことを考えると、知識が不足した中で考査を受けることになります。

遅刻は、ちょっとした意識変化で改善することができますので、規則正しい生活を意識するだけで改善されます。考査が近いこの時期だからこそ、意識改革をしてください。

考査前指名補習も始まっています。自らのこととして受け止め、しっかりと取り組んでください。

2学期中間考査は

13日(金)~19日(木)

までです。

話は変わりますが、本日外部から大学生が来校して、体育館で1年生対象に「カタリ場」を開催します。大学生が自らの経験をもとにして、色々な話をしてくれるはずです。皆さんも、これからのことを考え、しっかりと耳を傾けてください。