1月16日(火)

<センター試験>

先週の土・日と実施された大学入試センター試験ですが、57万6千人の出願の中実施されました。ニュース報道でもありましたが、センター試験前日の大雪で列車の中に15時間も閉じ込められた受験生がいた・・・などということもあったみたいです。

土曜日は1時間程度遅れて実施する会場もあったようですが、全般的には混乱なく実施されました。あとは、自己採点を経て出願校を決めることになります。いよいよ二次試験です。私大という点でいうと、センター型の受験になります。まだまだ最後まで食らいついて欲しいものです。

この大学入試センター試験も、あと少しで改編されます。知識だけではなく、自ら考える力を図ることができるように改編されますが、どういう方向性に向かっていくのか、要注意です。特に1年生は要注意ですね。

<生きる力>

センター試験とは異なりますが、生きる力とは何でしょうか。多くの知識は、書籍等を活用すると身に着けることができます。しかし、自ら課題を見つけ、それを解決していく力はどうやってつけたらいいのでしょうか。ただ目の前にあるものを「こなす」のではなく、「意図を持って取組む」ことが重要です。

例えば、一般的には「挨拶」「礼儀」「基本的な生活習慣」は生きる力に入るでしょう。挨拶できない、お礼を言えない、遅刻をする、無断欠席をする・・・などは、明らかにマイナスイメージです。では、学習する上での生きる力って何でしょうか。基本を学んだうえで、それを使いこなす力もその一つです。より困難な問題に挑戦していくのもそうでしょう。今あるものを終えたから、あとは何もしなくても・・・というのとは少し違いますね。

働く上でも同じです。与えられるものがあって、それしかできない・・・というのは少し違います。よくボトムアップと言いますが、何が課題か、もっと言えば、自分は何をしたいのかを明確に持って仕事をすることができるのか、ということです。

高校生活も同じです。学校の中に、何らかの目的を持って生活してください。それを解決しようと、学校生活の中で取組んでください。そうしたら、今までとは異なる学校が見えてくるはずです。

3年生は残り少なくなりました。しかし、1・2年生には、まだまだ取組むチャンスがあります。それを活かして下さい。大いに期待しています。