2月8日(木)

<卒業へ向けて>

3年生の皆さんは卒業へ向けてのまた少し階段を登ることができました。昨日は、卒業判定会議がありました。3年生のみなさんの卒業を判定する場です。卒業証書授与式は3月1日に実施しますが、もちろん高校での学びが終えたことを認める場でもあります。

高校での学びと言ってもさまざまです。人間関係作り、社会性の育成、基礎学力の定着、確かな進路実現、諦めない力、協調性・・・数え上げたらきりがありません。

以前も書いたかも知れませんが、人は弱い生き物ですので、壁にぶつかるとすぐに逃げてしまいたくなります。そこで粘り強く挑み続けられるかが鍵になります。また、人に多くを要求するのも人の特徴です。しかし、求めてばかりでいいのでしょう。求めるからには、自らが何かを成し遂げたという証が必要ではないでしょうか。求めるばかりでは人は成長しませんし、互いに譲り合ってこそ、助けってこそ、求めに対して応じたいという気持ちを抱くのだと感じます。皆さんは如何ですか。

また、本日より3年生の追認指導が始まります。人は何かを成し遂げたり、手がける場合には、MUST・CAN・WANTがバランスよくは自らの中に持つ必要があるのだそうです。追認の場合のMUSTはというと「

「取組まなければならない」でしょうか

CANは

「学ぶことができる」でしょうか

WANTは

「全員一緒に3月1日に卒業したい」でしょうか

皆さんはどう考えますか。取組むのは皆さん自身です。今日から追認考査が終わるまでの数日間、3月1日の卒業に向けて、逃げずに精一杯の取組みをしてください。

<平昌オリンピック>

明日が開会式ですが、本日より先行して競技が実施されます。カーリングとスキーのジャンプです。ジャンプと言えば、葛西選手が8回目のオリンピック出場が決まったそうです。まさに自分に厳しく、ストイックに目標に向かった結果ではないでしょうか。

これからオリンピックが終了するまで、皆さんも興味・関心があるかも知れませんが、なすべきことをしっかりとやったうえで、関心をもって欲しいものです。自らのなすべきことを放置してまでのめり込むものではないはずです。その前に、1・2年生は学年末考査への取組みです。

話は変わりますが、スポーツという観点で言うと、昨日高槻ロータリークラブが主催している「未来塾」の活動報告会に出席しました。ここ数年、高槻・島本地区の部活動加入生徒を支援して頂いているのですが、今年度はサッカーを支援して頂きました。

もちろん私だけではなく、顧問とキャプテンも出席していましたが、その席で各校のキャプテンが話をする機会がありました。本校のサッカー部キャプテンもしっかりと挨拶し、感謝の気持ちを伝えていました。見ていて「立派だな」「さすがキャプテン」と思えました。きっと、この活動成果をしっかりと部活動に還元し、次年度も好成績を残してくれる、と感じさせてもらえる瞬間でした。自信をもって、これからの高校生活も続けてください。

こういう「感謝の気持ち」がものすごく大切です。日々、何気なくできていることは「当たり前」ではなく、さまざまな人の力があったればこそ!ということを感じてもらいたいです。昨日は、少しだけいい気持ちになりました。そして、笑顔になれました。