10月21日(月)

<命の授業>

先週、18日(金)に腰塚勇人氏による「命の授業」が行われました。皆さんは、話の中から何を感じ取りましたか。自らが生と死に直面したとき、周りにいる人のことをどう感じ、その後どう生きようとするか、そして今ある命をどのように使うのか、自らの体験を元に、皆さんに熱く語って頂きました。

私たちの目の前にある生活があまりにも当たり前で命に関して考える機会が少ないのは確かです。しかし、いつ自らがどうなるかなどわかる術はありません。だからこそ、今ある命をどう生かすか、ということが重要になります。お話しは、「ドリー夢メーカー」「命の喜ぶ生き方」の2点についてありました。皆さんの周りにいる「ドリー夢メーカー」、皆さん自身が誰かの「ドリー夢メーカー」であり、自分自身の最大の「ドリー夢メーカー」であること、理解できましたか?全ての結論は自分の中にあります。そして、自らの命がどうしたら喜んでくれるのか。誰かを傷つけるために命があるのではありません。であれば、誰かを幸せにするために命を使いたいですね。皆さんにくれた5つの誓い・・記憶にとどめてください。

「口」は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

「耳」は人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう

「目」は人のよいところを見るために使おう

「手足」は人を助けるために使おう

「心」は人の痛みがわかるために使おう

何を得ましたか?自らの心に問いかけ、今から実践してください。

さて、話は変わります。昨日、ラグビーW杯の準々決勝対南アフリカ戦が行われました。惜しくも3-26で敗退しました。今ある精一杯で戦ったのではないでしょうか。ただ、予選リーグで一つの目標を達成したことは確かです。初めての準々決勝の舞台、感極まり涙した試合前・・・もしかしたら、そこで決着がついていたのかも知れません。心は正直で、何か一つ区切りを迎えると、そこから立て直すことは非常に難しいものです。それでも、ベストを尽くし、そして宿題も残したように感じます。まだ、W杯は準決勝と決勝が残っています。11/2に決勝が行われるまでホスト国日本のW杯は続きます。最後まで見守ってください。

明日は「即位の礼」で祝日になります。そうです、日本の象徴である天皇が皇位を継承したことを国内外に示す日です。その後、五穀豊穣を感謝し、継続を祈るための一代で一度のみの大嘗祭が行われることになります。5月1日に「令和」となってから、早6か月が経過しようとしています。早いものです。そして、令和元年も残り2か月ほどを残すのみとなりました。元号が変わっても、私たちの日常が変わるわけではありませんが、時代の継承者になることだけは確かです。一連のことを見守り、後に引き継ぐことも重要です。

今週は明日お休みですが、土曜日(オープンスクール)まであります。ちょっと変則な週ですね。考査後、気持ちを新たに、残りの2学期も取組んでいきましょう。